ロンドンオリンピック男子最終予選第2戦バーレーン戦が行われました。
バーレーンではアラブの春の余波を受け、多数派のイスラム教シーア派による、
支配層のイスラム教スンニ派への抗議活動が激化。
代表選手のシーア派選手がデモに参加して国外追放になったり、国外脱出したりして、
代表選手はスンニ派だけになり、代表の弱体化が伝えられていました。
シーア派住民地区を軍が封鎖しているものものしい雰囲気の中試合開始。
日本は1トップに大迫、2列目に大津、山田、東を並べる布陣。
前半44分、CKから大津が右足で決めて日本先制!
後半22分、山田のボレーをGKが弾き、東が詰めて日本2点目!
後半35分、山田が頭を踏まれ流血。踏んだバーレーン選手退場。
そのまま日本が2-0で勝利しました!
C組はシリアがマレーシアを2-0で下し、
1位が勝点6、得失点差+4、総得点5でシリア、
2位が勝点6、得失点差+4、総得点4で日本、
3位が勝点0、得失点差-4、総得点1でバーレーン、
4位が勝点0、得失点差-4、総得点0でマレーシアとなりました。
2戦終わって日本は2位。
ロンドンオリンピックに出場できるのは各組1位で、
2位だと各組2位同士のプレーオフを勝ち抜いた後、アフリカとの大陸間プレーオフに回るという
大変厳しい道が待っています。
マレーシアから後もう1点取っておきたかった悔しい2位ですが、
次はホームでシリアとの直接対決です。
得失点差で大きな差を付けて首位に立つチャンス!
アラブの春の中ではリビアに次いで激しい戦闘が発生し、
4500人が死亡したとされるシリアですが、
代表が弱体化していないのが脅威です。
しかし、日本が負けるはずは無い!
日本vsシリアは11月27日に国立競技場で行われます。
頑張れ日本!