いよいよ準々決勝に進むベスト8が出揃いました。
準々決勝の組み合わせは以下の通り。
日本   vs カタール
ヨルダン vs ウズベキスタン
韓国   vs イラン
イラク  vs オーストラリア

そして準々決勝第1戦は日本と開催国カタールとの戦い。
名将ブルーノ・メツ監督は日本を良く分析し、激しい守備からの速い攻撃を仕掛けてきました。
カタールは守備と攻撃のバランスも良く、一進一退の攻防の中、
前半12分にはカタールの攻撃のキーマン、セバスチャンが先制点を上げ、カタールが先行します。
カタールは1点を守って引きこもらず、更に攻勢を強めますが、
前半28分には岡崎がGKの頭上を抜く見事なループシュートを放ち、これを香川が押し込んで同点に追いつきます。
第二子が誕生したばかりの岡崎を祝って、日本はゆりかごダンスのパフォーマンス。
1-1のまま迎えた後半。一進一退の激戦が続く中、DF吉田が転倒時に足を相手選手の足に絡めてしまい、
これが2枚目のイエローカードで退場処分に。
後半18分。このファールで得たフリーキックをカタールに決められ、
日本は10人に減るは、1-2で再び離されるは、大ピンチに!
ザッケローニ監督は守備のバランスを取り戻す為、FWの前田を下げ、DF岩政を投入します。
追いつかなければいけない場面での守備の強化ですが、これが効を奏したのか、
守備の憂いを振り払った攻撃陣の動きが更に鋭くなり、
後半25分、香川の抜け出しから鮮やかな同点ゴールを決めると、
終了間際の後半44分、今度はゴール前で潰された香川のこぼれ玉を、前線に駆け上がっていたDF伊野波が決勝点を上げ、
日本が3-2で勝利を上げました。
10人のまま延長に突入していたら苦しかっただけに、90分で決着が付いて本当に良かったです。
同点ゴール、逆転ゴールが決まった時と勝利の瞬間のザックのガッツポーツが凄かった(^o^)
伊野波は代表初スタメンにして代表初ゴール。
いまいち波に乗れてなかった香川も、2ゴール1アシストの大活躍。
日本はベスト4に進出。
準決勝の相手は、22日に行われる韓国vsイランの勝者となります。
こうなったら優勝だ!頑張れ日本!