10月8日、日本代表はザッケローニ新監督を迎えて初めてのAマッチをアルゼンチン
と戦いました。日本は今まで6回アルゼンチンと戦い、全敗しています。ザック新監督は
イタリア流の守備の基本と、縦に速い攻撃を指示して日本代表を送り出しました。
アルゼンチンは豪華メンバーでの来日でバチスタ暫定監督の暫定が取れるかどうかも
かかった試合。開始早々のアルゼンチンの気合の入ったプレスに、日本DF栗原のポカも
飛び出して、これは惨敗かとも思われましたが、すぐにリズムを取り戻した日本は
アルゼンチンの攻撃を安定して跳ね返せるようになります。そして指示通り縦に速く
なった日本の攻撃は、たんなる守ってカウンターとも違う、人数をかけた厚みのある
速攻を見せてくれました。この日本の迫力ある逆襲に、アルゼンチン側もある程度守備
を意識せざるをえず、攻撃もメッシだよりに陥っていきます。そして前半19分、相手
DFのクリアボールを長谷部が強烈なミドルシュート。GKが弾いた所を岡崎が詰めて日本が
先制します。こぼれ玉に岡崎と森本の2人が同時に詰める等、攻撃の厚みがもたらした
先制弾でした。以後、互角の展開が続き、後半は徐々にアルゼンチンが押し込みましたが、
日本は終始安定した守備を見せ続け、ついに1-0で日本が勝利しました!7戦目にして
アルゼンチンに初勝利!これは嬉しいです。ザック新監督の短い合宿での的確な指導に、
今後の明るい未来に希望の持てる1戦でした。次は10月12日、アウェー韓国での
日韓戦です。この勢いで2連敗中の韓国に一矢を報いて欲しい。頑張れ日本!!