5月30日のイングランド戦は、イングランドが23人決定を前に最後の選手選考会
として当落線上の選手を中心に前半を戦ってきました。日本は韓国戦の惨敗から守備の
安定の為ディフェンシブハーフを1枚増やし、阿部を遠藤、長谷部の後ろに配置。
調子の悪い俊輔を外しました。これが功を奏し、イングランドは攻め手を見つけられず
四苦八苦。日本は前半7分にセットプレーから闘莉王が先制。後半イングランドは
見極めの付いた選手を変え、ジェラードら主力組に交代すると見違えるようにボール
を支配し始め、押し込まれた日本は72分、83分に連続オウンゴールで逆転負けを
喫しました。70分以降、疲れも見えた日本でしたが、1点リードしている時に、
どれだけ効果的な時間稼ぎで体力を温存できるのか、次回最後の親善試合6月4日の
コートジボワール戦では、全員の意思統一が結果に現れるような試合展開を期待して
います。頑張れ日本!