
あれは~…雨上がりの夕暮れのこと。
おいらが煮干しをくわえて虹を眺めながら
テコテコと歩いてると
向こう側から見覚えのあるトラ猫が
普段からは想像できない形相で駆けてきた……。
「てぇへんだ~てぇへんだ~!!」
「トラ!!血相変えていってぇどうしたってんだい!?」
「ハァハァ…ブルーの…ハァ…アニキでやんしたか!!」
「まぁまぁ、落ち着いて。いってぇどうした!?」
「ハァハァ…。ア、アニキ…。なんと…」
(ゴクッ!!)
「煮干しプレミアムが出るそうですぜぃ!!」
(パカッ)
おいらは開いた口が…塞がらなかった。