サンゴ水槽の改革にと遅ればせながらゼオビットシステムなるものを少し勉強しましたが、どうやら現状の我が水槽のシステムにはあまり向いていないようです笑い泣き

 

 現在、近海で汲んできた天然海水を、添加剤はレッドシーのRCP(リーフケアプログラム)を使用し、ナチュラルなベルリンシステムを採用していますが、水槽内には魚やサンゴ以外の生体に、モエビ類やヤドカリ類、ウニ類やナマコ、そして二枚貝以外の貝類等のタンクメイトも多く、ゼオのシステムの肝ともいえる非常に高い効果の得られそうな添加剤のZEOspur2(ゼオシュプール2:褐虫藻の総量を減らす=そのサンゴ本来の色彩を出す)の使用が非常に危険と判断し断念しました。

 

 それでもベルリンシステムで使用できそうな添加剤で効果がありそうなものはないかと思念した結果、Coral Snow(コーラルスノー) 、ZEO LIFE(ゼオライフ)、ZEOzym(ゼオザイム)の三品を購入することにしましたグッド!

 

 

 コーラルスノーは、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムを含み、余分な酸を中和し、スライムやシアノバクテリアの増殖を防ぐ効果があるとのこと。

 RCPとの併用となると、リーフファンデーション各種の過剰添加にならないよに調整すれば利用できそうです。

 

 

 また、ゼオライフは、水槽内で起こる生理活性を活性化させ、水の黄ばみ、溜まったデトリタスの除去に効果があるとのことで、毎水替え後の使用が効果的とのこと。

 サンゴ水槽のみ殺菌灯を装着していない水槽ですので、こちらの添加剤も効果が期待できます。

 

 そして最後のゼオザイムは、バクテリアの生理活性を高める酵素などを利用した生物学的知見をもとに開発されたもので、バクテリアによるシアノバクテリアの防除効果を高くし、スキマーの効果を高め、有害な物質の除去をするとのこと。

 後述しますが、使用方法が上記2品みたいにチャチャっと簡単に添加できるものと比べ、これが非常に面倒くさい…真顔

 

 

 説明によると、

 「通常の使用では、水量1tあたりティースプーン1杯を飼育水で溶かして週一回添加します。過剰な有機物を除去する場合は、一日ティースプーン2杯までを上限に、500mlの飼育水でとかし、6〜8時間経過してから直接水槽に添加します。添加時はプロテインスキマーの過剰反応にご注意ください。」

 

 分量くっそ大雑把過ぎ(ノ∀`)www

 

 私の水槽は120×45×45の規格水槽な上、プロテインスキマーも海道達磨2機付けで、サンプなどありませんから、底砂やライブロックを除くと総水量は恐らく170~180ℓ程度かと思われます。

 

 つまり、説明にあるティースプーン1杯分(これも量がイマイチわからん)で、1㌧分ということですから、単純計算で、1/4で250ℓ分ということになります。

 

 龍角散程度の白い怪しい粉を500mlの飼育水で溶かします。

 事前にコーラを飲んで準備していた500mlのペットボトルにイン。

 

 より効果を高めるために、栄養塩を下げるためのバクテリアであるZEObak(ゼオバク)を数滴入れるとよいそうですが、持ち合わせていないので、先日購入したばかりのべっぴん土壌バクテリアF1なる海水用好気バクテリア+嫌気バクテリア複合物(効果が得られそうだったので)を1ml程入れ、フタをして振りまくった後、説明にある通り6〜8時間寝かせます。(この待ち時間が正直めんどくせーやねゲロー

 

 

 白い粉が底に沈殿する度に振りまくること6時間…立派な白濁液に(´・ω・`)

 

 更に効果を最大限に高めるために、「添加後はプロテインスキマーを2時間ほど止めるとよい」とありますが、収容しているお魚も多いため、プロテインスキマーのスイッチを切る前に、エアレーションを入れ酸欠を防ぎます。

 

 寝かせておいた白濁液を直接ドバッと水槽に入れ、2時間後に再びプロテインスキマーのスイッチをONしてエアレーションを撤去。

 

 すると、、、

 

 

 アワアワアワ…泡泡泡

 

 スキマーからモリモリと何らかをこしとったであろう泡が上がってきましたぜポーン

 

 これがサンゴ水槽にはいいことであると信じたい(´・ω・`)

 

 …ということで、これらの添加を適宜ローテーションを守って続けることにより、サンゴ水槽の水質の状態向上を狙っていきますよ(´・ω・`)ノ