船名 CAPE BROLGA(ケープサイズバルカー)

2023年5月16日撮影

川崎汽船が運航のケープサイズバルカー「CAPE BROLGA」です、

船首デッキに自動カイト(凧)システム搭載の変わり種です、

2021年の新造建造時には搭載されて居ませんでした、

大手航空機メーカーAIRSEAS社との自動カイトシステム契約を結びました、

次世代省エネ型バルクキャリアです、

本船はJFEスチール向けに鉄鉱石/石炭輸送用ケープサイズバルカーとして

圧倒的なパフォーマンスを誇るGシリーズ209BCの後継新設計船の2番船です、

船首デッキに新造竣工後に搭載された自動カイトシステムです、

今までバルカーでも此の様な下矢印物体が載せられたのは知りません、

本船は最大の特徴は従来船と同じ船体要目を維持し

窒素酸化物/硫黄酸化物排出規則などの最新規則を折り込んだうえで

載貨重量の増加と燃費低減を両立して居ます、

AIRSEAS社とKラインとで「SeaWing」の搭載契約でした、

同システム搭載で20%以上のCO2排出量の削減効果を見込んで居ます、

一定条件の風力・風向の下、ブリッチからの操作でカイトの展張し

風力を利用して本船の推進力を補助します、

え〜〜〜ッ!!

羽の様に折り畳んだ鋼板が開くのかと思っていました、

オーナーTCL PRIMULA CO,LTD.

C/O "K"Line RoRo Bulk Ship Mnagement,Co,Ltd.

本船は船籍港が神戸の日本船です、

川崎港で一部を揚げて水島港に向けて大阪湾に入りました、

現在位置は何処でしょう?

豪州ポートヘッドランドで鉄鉱石を満載6/10出航です、

揚げ地は千葉港に本日22日入港予定。

CAPE BROLGA

総屯数    108,697屯

重量屯数   211,982屯

全長     299.99m

幅      50.00m

深さ     25.00m

喫水     18.43m(満載)

速力     14.3 ノット(航海)

主機関    MAN-B&W7S65ME-C8.5-HPSCRディーゼル

機関出力   14,800kw

cargo capacity  G;222,147

建造所    JMU津事業所(#5277)

竣工年    27.Sep.2021

船籍     日本(神戸)

コールサイン 7KKH

IMO No.9907469