船名 ASIAN PIONEER(ばら積み船)

2022年12月11日撮影

日本郵船の石炭積みばら積み船「ASIAN PIONEER」です、

石炭船は鉄鉱石船に比べて幅が広く喫水も浅く建造されています、

鉄鉱石など積むケープサイズバルカーはハッチ数が9ハッチ

パナマックスバルカーは7ハッチです、

石炭専用船は5ハッチで幅広・浅喫水が多いです、

川崎で一部を揚げて来ました、

水島航路に入る喫水制限のクリヤーです、

郵船のばら積み船で船首にマークが書かれてるのは珍しいです、

マークはく「みあい船舶」のマークです

レーダーマストには巨大船喫水制限船のブラックシリンダー2個連揚と

パイロット乗船中の国際信号旗”H”・船尾には船籍のパナマ国旗です、

オーナーSOUTHERN PACIFIC HOLDING CORPORATION,

C/O WILHELMSEN SHIP MANAGEMENT,SDN,BHD.

石炭は比重が鉱石に比べて軽いので

全ハッチにハッチ口まで一杯に積み込みますが・・・揚げ地でハッチを開けたら

振動で締まり嵩が低くなって居ます、

NYKには此のクラスの石炭船で今治造船製で「MAIZURU BISHAMON」

電源開発向けの「JP AZURE」 「 JP CARETTA」がほぼ同型で

大島造船製の「AMBIE SALUTE」  「SHO HAKU 」「北陸丸」は少しだけ大きな

石炭専用船です(全て掲載済み) 

現在位置は何処でしょう?

今回も川崎港で瀬取りの喫水調整に入りました、

水島港には1/27日入港予定です。

ASIAN PIONEER

総屯数    48,022屯

重量屯数   88,151屯

全長     229.93m

幅      38.00m

深さ     19.90m

喫水     13.82m(満載)

速力     16.9ノット(試運転) 

主機関    三井製ディーゼル

機関出力   12,240kw

cargo capacity  G;101,695㎥

建造所    今治造船丸亀事業所(#1449)

竣工年    39.Jun.2007

船籍     パナマ

コールサイン 3ELC5

IMO No.9427017