艦名 ASR-404 ちよだ(潜水艦救難艦)

2020年5月24日撮影

海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちよだ」です、

正式には;JS Chiyoda,ASR-404です、

艦名は千代田城に由来、

此の名を受け継いだ日本の艦艇としては5代目です、

老朽化していた潜水救難母艦「ちよだ」−(56AS)の代替艦として建造されました、

「ちはや」ー(08ASR)の拡大型です、

外観上は「ちはや」とほぼ同じだが

マストは塔型に改められています、

中央部は複雑な構造でしょう、

此処に新型のDSRV(潜水救難装置)が格納されています、

新型DSRVは1回の潜水で救難できる人数を従来艇の12名から16名に増やし

バッテリーを銀・亜鉛二次電池からリチュウムイオン二次電池に変更

充電時間の短縮を図った、

搭載のROV(無人潜水装置)は運動性・捜策能力など格段に向上しており

従来DSRVが担当してきた遭難潜水艦の正確な状況確認が可能です、

此の日はコンテナ船とLNGガス船を撮りに出掛けた

グリコのおまけです爆笑

神戸港沖から土佐沖への試運転航海でした、

何処か不具合が有ったのかかな〜?

大規模災害が発生した際に、医療支援や被災者の生活支援、

入浴支援の拠点としての使用を想定、

手術用寝台2床と病床10床が設置されています、

ちよだ(潜水艦救難艦)

基準排水量   5,060屯

満載排水量   7,100屯

全長      128.00m

幅       20.0m

深さ      9.0m

喫水      5.10m

速力      20 ノット(航海)

主機関     ディーゼルエンジン 2基

推進      可変ピッチ・プロペラ×2軸

搭載艇     深海救難艇×1隻・11メートル作業艇×2隻

        無人潜水装置

その他     深海潜水装置・大気圧潜水装置・自動艦位保持装置・潜水救難装置

建造所     三井造船 玉野事業所

竣役年     2018年3月20日

建造費     508億円

母港      横須賀    

所属      潜水艦隊第二潜水隊群

運用者     海上自衛隊