我が家のマスコット”マリンちゃん”の旅立ち!

 
ご近所から生まれて2ヶ月程経ってから頂いたワンちゃんでした、
雑種犬です、
名前は雲MARUが名付け親で”マリン”ちゃんと付けました、
平成19年1月22日生まれです(♀)
 
イメージ 7
子供の頃はクマのぬいぐるみ見たいでマルマルとして可愛かった、
口の周りが黒くって耳が垂れ耳でした、アップ
 
イメージ 6
成長時代に撮った写真がないのです?
夏の暑いのが嫌いなので陽が出たら玄関脇のウッドデッキに移して
午後は駐車場のコンクリートの風通しの良い場所へ移動でしたアップ
 
イメージ 5
小さい時から朝晩は雲MARUが毎日の散歩に連れて行きました、
勿論、リード付きでスコップとビニール袋は持参ですよ
車が来たら大声で「クルマ」って叫んで道端に寄せるのです、
1年もしないうちに「クルマ」って叫ぶと自分からサッと道端に寄って
じっと動きません、
田舎で田畑の遊休地が多い散歩コースを選んでいました、
オシッコとうんこは勝手に遊休地の草むらで用をたすのでスコップで
掬ってビニール袋に取っていました、
 
イメージ 4
3歳程度からは散歩の時はリードは持っていますが離したままの散歩
です(本当は駄目なんですよ😁
車が来たら「クルマ」と言うだけで勝手に草むらに降りてじっと待って
いました、
散歩の人が来た時は「マリン」と言えば直ぐに雲MARUの側でじっと
するので誰にも迷惑も掛けない賢い犬でしたよ、
よその人が犬を連れて散歩をしていても絶対に喧嘩はしないのです、
猫にも優しく噛んだり追いかけたりはしませんでした、
近所の人は「マリンちゃんほど賢い犬は見た事がない」とか
「犬でもこんなに可愛がって貰ったら幸せだよね~」
と言ってくれた評判のワンちゃんでしたよ、
 
イメージ 8
我が家の裏は空き地ですアップ
飼い猫の「クーミ」(♀)ちゃんとも大の仲良しでした、
 
イメージ 9
夕方の散歩の時は「クーミ」ちゃんも付いて来ますアップ
途中の曲がり角まで来たら「クーミ」ちゃんは家に引き返していました
 
イメージ 3
何を食べさせても良く食べました、   (マリンちゃんのお墓アップ
何となく少しだけ夕食の汁掛けご飯をほんの少しだけ残したので
あれッ! マリンが一口だけご飯を残したよって笑いました、
朝はドックフードだけです、散歩の時はワンワンビスケットとジャーキーをおやつにあげていました、
イメージ 2
夕ご飯を少しだけ残す日が二日ほど続いたので「あれッ!少し変だな~」と気付いたのが死の四日前だったのです、
散歩のコースも自分で何時もの決まったコースなのに途中の半分ほどから急に反転して家の方に帰りだしたので少し疲れてるのかな~
12歳なので歳の所為かなと思いながら翌日、動物病院に連れて行こうよ
と家内に相談、
翌日午前中に動物病院に連れて行きました、
診察室の台の上でもおとなしくしていましたよ、
血液検査をして結果が出るまで30分ほど待たされてから
「もう一度ワンちゃんを連れて入って下さい」
診察台の上で先生がお腹の辺りをエコーの画面で説明でした、
「よく見て下さいよ。此の黒く写ってる部分はガンですよ」
「え~ッ!!・・・」
お腹の全体が殆ど真っ黒です、
「手の施し様がありません」「家に帰る間に息を引き取るかもしれません」「後は何日生きるかわかりませんから好きな物を食べさせてやって
下さい」
一応、抗生物質と抗がん剤と血液を作る薬を出しておきます・・・
帰りの車の中では運転にだけ必死でした、
家内と何も話せません・・・
(雲MARUの部屋からPCをしながら何時も見える場所に埋葬しました)
                ダウン
イメージ 1
動物病院から帰ってご飯も食べません、
水だけは飲んでいました、
リビングの外に囲い付きのテラスの中に犬小屋を置いていました、
常に家の中から見える位置でした、
その日からリビングに犬小屋を入れました、マリンハウスの前にマットを敷いて寝かせたのです、
おとなしく横になっていました、お腹が大きく上下して大きな息をしています、
「今夜辺りが山かも知れんな~!」家内も泣きながら頷くだけでした、
夕食時に近くの娘と孫が食事に来ましたが雲MARUは食欲も無くウイスキーのお湯割りだけでした、
娘と孫が帰る時は「マリンちゃん、頑張りよッ」と声を掛けて頭を撫でたら薄眼を開けて弱々しく尻尾を振り続けています、
「俺、今夜は此処でマリンと寝るわ」
布団を持って来て枕元にマリンを寝かせて休みました、
 
翌朝、目を覚ますと大きな息をしながら目を閉じています、
「マリン」と呼ぶと目を開けて尻尾を振ってくれたので安心しました、
その日も一日中マリンの側で過ごしました、
何故か、目を大きく開けたまま横になっていました、
「マリンちゃん、少し休んだら?」・・・と、言っても目を開けたままでした、
 
家内と二人で心配そうに見てたら突然、首を持ち上げ大きく尻尾を振り続けました、家内が「お別れの合図と違うの?・・・」
「マリン、もうそんなに頑張らなくてもいいよ・・・」
家内も雲MARUも泣きながらマリンをなでました・・
暫くして疲れたのでしょうね、目を閉じて眠り出しました、
 
夜も早めに布団を敷いてマリンの手を握って寝る事にしました、
何か有れば痙攣とかで気付くと思ったからです、
21時頃に「マリンちゃん、もう寝ようか」と声を掛けて早い寝息を聞きながら雲MARUもウトウトし始めていました、
寝息が急に聞こえなくなった様な気がして飛び起きました、
「マリン!!」「マリン!!!」大きくお腹で息をしてたのに静かに
動いていません・・・
急いで二階の階段下まで走って行き「お~い!マリン死んだ」と叫んで
マリンのもとへ引き返しお腹に顔を乗せて「マリン」「マリン」と
叫びながら泣き続けていました・・
マリン!目を開けてよ・・・
「よ~頑張ってくれたな~! 有り難う! 有り難う!」
「マリン!マリン!」
 
二階から駆け下りて来た、息子と家内も取り乱して大泣きの雲MARUの
横から「マリンちゃん、よう頑張ったな・・」声になりません・・
声をあげて大泣きしました、
2019年2月17日21時50分 静かに息を引き取りました、
 
朝まで一緒に居るつもりで「マリンと酒をのむわ」
ワインを1本飲みました0時頃に家内が降りて来て「まだ寝てないのアンタも身体を壊すわよ」そう言う家内の目も真っ赤に腫れていました、
 
写真の場所にスコップで穴を掘り家内が新しい赤い布で袋を作り入れて
やりました、身体に直接土がつかない様にビニールを被せて口元に大好きなオヤツのワンワンビスケットとジャーキーを入れました、
処方された薬も1回しか飲みませんでした
「早く元気になって戻って来てね」残りの薬も口元に置いて土をかけながら涙が止まりませんでした・・・・・・・・・
 
今日で丁度ひと月が過ぎました、
あれだけ可愛がってるつもりでも癌になって苦しんでいたのかも知れないのを気付いてやれなかった悔いが未だに残ります、
「俺は飼い主として失格だよ・・」一時はペットロス症候群に落ち込みました、
「マリンは幸せだったのかかな~・・・・」
今は、楽しかった頃だけ思い出す事に気持ちを切り替えました、
 
最後まで読んで頂き有り難うございます、
コメント欄は勝手ながら閉じさせて頂きます、
コメントを頂くとリコメをしながら泣き続けになる弱虫です、
 
マリンちゃん、天国で静かにお休み下さい 合掌🙏