船名 金剛(クレーン船) 2018年11月3日撮影

2016年5月3日、大阪からタイに向けて曳航中のクレーン台船が
台風の影響で大荒れの中タグボートのワイヤーが切れて南あわじ市灘白崎の
海岸に座礁しました乗組員はヘリコプターで救助されました、
クレーン台船はタイの会社所有です、
会社側は最初にアンカーで固定するなどの処置はしましたが、
その後、保険会社から保険適用外とされたため、撤去作業を放置、
2年半もの間、県土木事務所からの除去勧告や除去命令にも応じず
「所有権を放棄した」と知らぬ顔でした、
県道洲本~灘線の横です(此の画像は拝借)
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船体は錆びてクレーンのワイヤーも切れバケットも海中に転落してしまいました、
台船の船底にも穴が空いてる見たいです、

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其のまま放置では危険なので行政代執行による撤去に着手しました、

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クレーン部分と台船を切り離しクレーン船で津名港へ曳航しますアップ
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曳航タグボートは関西港湾サービスの「佐貫丸」でした、
245T 出力4000PSアップ

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切り離されたクレーン部アップ
クレーン船は深田サルベージの「金剛」主巻定格荷重2050屯(65度)
長さ85.0M 幅38.80M 深さ6.00M 揚程79M74(ダウン
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撤去費用は約1億8千万円はタイの会社側に請求するが先ず支払われる可能性
は低いみたいです、

台船部分は損傷が激しく曳航を諦め後日、クレーン船で吊り上げて移動でした、
海外には無茶な会社が有りますよ、
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夕闇迫る友ヶ島水道を後ろ向きの曳航で津名港に向けて北上します、
友ヶ島灯台の前を撮りたいのですが暗くなって来たので諦めました、
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