船名 CAPE FLATTERY (木材兼用ハンディバルカー)
                        2016年6月14日撮影


香港船社Pacific Basin Shippingが運航の木材兼用ハンディバルカー
「CAPE FLATTERY」です、
船名にCAPEが付けば川崎汽船のケープサイズバルカーかと思いますよね
本船の船名の「ケープ・フラッタリー」は北米西岸ワシントン州の岬の名前です、
ヴィクトリアやシャトルやバンクーバーに行くファンデフカ海峡の南突端の名所
フラッタリー岬です。
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軽い足取りでルンルン気分で出て来ました音符

さて、本日6月26日は新パナマ運河の開通式が行われるのですね、
2014年にパナマ運河開通100周年目に新運河を開通予定でしたが、工事の規模の大きさや
労働者のストなども有り2年遅れの開通となりました、
労働者のストで1日工事が遅れれば1億円の出費だそうです、
今回の拡張工事に使われた鋼鉄はパリのエッフェル塔を22塔を作れる量とか?
新しい閘門は長さ427m、幅55m、深さ18.3mですから今までのケープサイズバルカーが
ほぼ満載で通行出来そうですよ、
これまでのコンテナ船のパナマックスクラスは4500TEU程度まででしたが、
これからは12500TEUクラスが通過出来るのです、
これから米国東岸からのシェールガスのLNG船が通過するメリットが有るのでしょうか?
航海日数が短くなりますが通行料金が高ければケープタウンを回った方が採算が合うかも
知れません、

おまけに今年は雨が少なくパナマ運河が水不足で喫水制限されるかも?
満載通峡困難だったら大型船通行の意味が無いよね
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サイド両舷には木材積み時に必要なパーマネントスタンションが設置されています、

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きょうは友ヶ島水道も穏やかでしょう

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ファンネルマークはPacific Basinのマークです
レーダーマストには国際信号旗が揚げられたままですね
「2代・E・4」第4工区から係留施設に向かう? 降ろし忘れでしょう
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ハッチカバーを空かせての航海は神戸で穀物?を揚げて後、洗浄を終えて次の港での
積み荷準備かな、

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神戸港を後に名古屋港に向けての出航でした、
さて、現在位置は? オーストトラリア南端メルボルンに向かっての航海です、
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CAPE FLATTERY           
総屯数    16,978屯              旧船名
重量屯数   28,433屯              PAMUKKALE
全長     169.26m
幅      27.20m
深さ     13.60m
喫水     9.78m(満載)
速力     16.2ノット(試運転)
cargo capacity  B;35,762   G;37,523
機関出力   マキタ製 5,850kw
建造所    今治造船 (#599)
竣工年    31.Mar.2004
船籍     ホンコン
コールサイン VRZT6
IMO No.9312339