空と海。

今更中学受験を振り返る

中高の同窓会を欠席するものの、誕生日には高校の友達から心のこもったお祝いメールがたくさん来たようで先日は「マウントの取り合いが嫌」とか言っていた事も忘れて懐かしくなった様子。海「（先生と同じ学年の生徒が揃うのは）一生に一度の事だからね、行った方がいいのかな、と思うんだけどね、（外せない）仕事がね。その日行った所で多分顔が死んでいるよね。」とちょっと後ろ髪ひかれる思いみたいです。（とりあえず同窓会費払っておいてもいいのよ、、）最近、私は地頭の話を書いている方のブログを見つけてとても興味深く読んでいます。とても聡明な方で、きちんと遺伝と地頭を分けて考えている事に共感しました。娘が中学受験の時に読みたかったブログでした。（その方の娘さんがうちの娘よりだいぶ歳下なので無理でしたけどね。）ご存知のとおり私も大学時代、中学受験をする小学生を塾でも家庭教師でも教えていました。教え子にとても出来る子もいたので、娘と四谷のテキストに取り組んだ時に算数に関しては中学受験レベルではあまり出来る子ではないな、とすぐに感じました。国語はまあまあ出来る子なのかな、と。それと地頭のアップデートについても、なるほど、と。1度地頭が決まったらそのままなわけではなく、その子なりに花が開く瞬間、つまりアップデートする時がありますよね。だから、自分の子供であってもこの子はこうなんだ、と決めつけてはいけないなと思いました。これは塾講師の様に短期で関わっている時はなかなか立ち会う事は出来ず、長期で関わる子育ての醍醐味だなと思いました。この先はそのブログとは関係ないのですが、再び中学受験時代に思いを馳せてみました。娘は公立小ではいつも算数の模範解答を書くように先生に指名され、クラスのお友達に「算数教えて」と言われて、クラスメイトからは天才と言われていても中学受験では打ちのめされて、「私って馬鹿」。偏差値70の公立高校から娘と同じ大学同じ学科に来ている同級生はドヤ顔しているので、「高校受験の方が自己肯定感は高くなれたかもしれない」と良く話しているのですけれどね。同じ大学でも中学受験（四谷）で偏差値60くらいの学校出身者は堂々としているみたいです。大学内でも娘の学科は娘の高校出身者が3年連続首席で卒業しているので、学力的にも能力的にも娘の高校からこの大学に来る生徒がその子達に劣っているはずはないのですが、小学生時代に打ちのめされた経験は長く尾をひいています。これが良いのか悪いのかはわかりません。ただ高校受験となると地元の中学はヤンキーの巣窟で、そこの中学出身者は口を揃えて大変だったとか、命の危険を感じた、と言うし、娘も地元の中学は絶対に行きたくない、と話していたので中学受験しかなかったかな、と思います。むしろ、小学校も私立に入れれば良かった、と小学校に入った瞬間に思ったくらいでした。中高は気が合うお友達がたくさん出来て1番大きなグループにいました。お友達には「このグループは海がリーダーだからね。」と言われるぐらい中心にいたようです。（なのに同窓会は欠席なんて。。）これが地元のヤンキー中学に進んでいたらこうはいかなかったと思います。関西には高校受験前提の私立中学もあるとか。自己肯定感を上げる事だけを考えれば、そんな中学があれば良かったと思います。ここは関東ですけれどね。

中高の同窓会欠席。

高校を卒業する時は、次は中高の同窓会で皆に会うのかな、と思いましたが欠席するそうです。1番の理由は色々な予定が重なって、当日ハードスケジュールなため。いつも会っている友達はともかく先生には会えなくてもいいの？と聞くと娘は、「教育実習でがっつり会うから大丈夫。だって中学も高校も免状を取るんだから中高にはそれなりに長く行くはずだよ。長くお世話になっていた担任は同じ教科だし。」と。また、「高校卒業までは皆と仲良かったけれど、今も頻繁に遊んでいるお友達を除いては、会うとすぐマウントを取ろうとしてくるし、それに対して言い返すのもバカバカしいし、その為にホテルに行って1万も使いたくない。勿体ない。」と。「そんなお金があったらコスメを買いたい」と。娘は中学の頃からコスメマニアで。小学生の頃は文具マニアだったのにね。娘が欠席する旨を仲の良い友達に伝えたら、「私も休もうかな。そのホテル、母親と休みのたびに食事しているから飽きたし。」と言われて笑ってました。「こっちは勿体ないと話しているのに、彼女は行きすぎて飽きたなんてお金持ちは違うね」と。またいつか同級生にも先生にも会えるかな。まさか同窓会欠席になるなんて、1年前は思わなくて。ちょっと先の未来も予測はつきませんね。

コメントありがとうございました。＆まとめ

「前回の子供を産んだ女性が同じ職場で働き続けるということ」に丁寧なコメントを寄せて下さりありがとうございました。個人情報満載な気がしてきたのでアメンバー記事にうつしましたが、コメントを書いて頂いた方で「返信を見ないうちに限定記事になって見れなくなってしまった」方はぜひご連絡くださいコメントに皆様それぞれの人生をずしっと感じました。そうですよね、子育て（家庭）＆仕事は人生そのものですね。今お一人お一人がこうして人生の花を咲かせておられる事、羨ましく思います。仰る通りそのまま娘の時代に通用するとは限らなくても、かなり為になるアドバイスだったと思います。今回は産後女性が働き続ける条件として以下（太字）の事を初めに書きました。頂いたコメントをもとにもう一度考えてみようと思います。女性本人に（引越しを伴う）大きな転勤がない＆夫に大きな転勤がない地方で単身赴任＆ワンオペ育児、本当に大変だったと思います。とにかく仕事も子育ても諦めない強い意思を持って乗り越えてこられた事にただただ尊敬しました。産後職場に戻れる場所がある。福利厚生がしっかりしている大手企業である。必ずしも大手企業でなくても、ちゃんと職場復帰出来るところであれば大丈夫そうです。ただ働く前にリサーチが必要ですね！子供が健康である。多少子供が体調を崩す事があっても夫婦の有給の範囲内でおさまるレベルなら何とかなる感じでしょうか。近くに祖父母がいる。もしくは協力してくれる人がいる。祖父母の協力は心強いですが、実家との関係が強くなる分、夫婦の揉め事の原因になる可能性があるようなので要注意だそうです。これから自分の子供夫婦に接する時は距離感を大事にせねば、と思いました。それと付け足すのがいいのはカレンダー通りの休みがとれる事保育園がカレンダー通りなので、保育園の営業時間から大きくはずれてしまうと、仕事の継続が困難に。また、金融機関や学校の職場環境を教えて頂いてとてもためになりました！本当にありがとうございました。もっともっと色々なケースを知りたいと思っていたのですが、女性にとって人生そのものなので、こんなに気軽に話題にして良かったかしら、、と少し反省した話題でもありましたでもまた機会があればお付き合いくださいね。相変わらず娘は毎日教職の授業を受けています。娘は学びながら、「他の先進国は国がもっと教育にお金をかけているみたいだよ。1クラス10人に対して教師1人だったりするんだって。日本は1クラスの人数が多すぎるよね。数学とか英語とか、理解しないと次に進めないものは、40人とかじゃ、意味なくただ時間が過ぎてゆくだけの生徒が出てきちゃうよね。公立だと先生の質もどんどん悪くなって、ただプリント与えて自習、とかその場に先生がいない事も多いみたい。もっと学力と情熱のある先生が増えないと日本のレベルは低くなっていってしまうよね。」私「公立の先生ほど、自分の子供を私立に入れていたりするのはそういう現場を見ているからなんだろうね。」娘が教師になるかはわかりませんが、大学で教えてくれる教職の授業の元教員の先生方は皆優しくて大好きだそうです。

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教育学を塾の生徒に試してみる

海が働いている塾では定期的に研修が行われていて、そこで学ぶ事は大学の教育学での授業でも話されている事だそうです。海は「この塾ってちゃんと最新の教育学を取り入れているよ。」と話しています。更に大学の教職の授業で学んだ事を塾の生徒に対して実践してみると、効果があるのだとか。宿題も一方的に出すのではなくて、その生徒がちゃんと出来そうなものを、きちんと理由を述べて出すとやってきてくれる様になり、成績も上がるので生徒もモチベーションがあがるのだとか。塾で指示された宿題をそのまま出すのではなく、この子はどういう形で出せば力がつくのか考えながら、少しだけ変えて出しているそう。（例えば英語が苦手な子に穴埋め問題を出しても全く力がつかないので、全文と訳をかかせてくる。とか、音読を4回するより1度書く方が力がつくとデータで証明されているので、まずは書かせて覚えさせる、とか。）海が塾で働いてから1年ちょっとが経ちますが、最初はどの先生にも心を開かず定期テストで英語が10点しか取れなかった生徒が、海には心を少しずつ開いてくれて、定期テストを受けるたびに10点ずつあげてゆき、今回英語が学年10位以内に入ったそうで。その生徒は海が言った事を忠実にやり成果を上げてきているので、海の事を信頼していて、「先生今度は英語で学年5位以内を取ります！」と嬉しそうに話しているのだとか。海は「本当嬉しいよねー。こんなに信頼してくれて。本人も喜んでいるし。」とニコニコ話しています。前にも話しましたが、海自身がもともとは英語が苦手で少しずつ成績をあげてゆき、高校生のうちに準一級は取れて、一般的には得意な部類に入れた経験があるので、英語が苦手な生徒に何とか英語を好きになってもらいたい、という情熱があります。もちろん海自身も今の英語力で満足しているわけでなく、海もまだまだ勉強中で、このレベルでは全然ダメだと思っているようです。ちなみに英検準一級、大学入学後も役立つ場面があります。自治体によっては英語の教員採用試験時の英語の試験が免除されます。また国家総合職試験で加算されたりします。受験料も他の英語関連の受験料よりはだいぶ安いので、取っておいて損はない資格みたいです。海は生徒に教えるのは楽しいみたいですが、実際に公立中高の教師に本当になるかといえば、出身中高は私立ですし、公立中に通っていた友人達からかなり大変だった話を聞くとやっていけるのかな、と不安もまだまだあるらしいです。

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教職とっておいてよかった。

新学期が始まった娘の海。前期も教職の単位を何とかフル単取得出来たので、後期も頑張るそうです。教職の授業を取っていない人達には「なんで教職？ブラックでお給料だって安いのに？」と言われるそうです。教職の授業を取っている人は少ないので、他学年とも仲良くなり、まるでサークルのようだそうです。先日3年生と授業後お話していたら、先輩が「教職とっておいて良かったって最近本当に思うよ。夏のインターンに行ってきて、教師（自治体公務員）より昇給や福利厚生がしっかりしているところに内定をもらうって簡単じゃないと思った。民間の就職活動をしながら、教師という選択肢もあるのって本当に大きいよ。」と話していたと言います。その先輩は3年前期は教職の授業を取りながらも「教職はまずないね。絶対民間企業に勤める！」と話していたのに、夏を越したら考えが変わっていました。確かに去年仲良かった理学部修士2年の先輩も、「教職取っておけば良かった。。」と話していたし、海の私立中高の物理の非常勤の先生だった当時横国の修士の先生も、「企業に就職したいので、この高校に来年はいません」と話していたのに、海の出身中高が提示してくれた給与及び昇給プランより良い条件の所がなかったようで、そのまま専任の先生として残っていました。こちらは公務員ではないけれど。海は「皆教師はブラックとか給料安いっていうけど、公務員より待遇の良い企業に就職するって簡単ではないよね。就職が良いと言われている早慶でさえ大手に内定出来るのは3割でしょ？大手でも一般職なんて全然給料あがらないじゃない？公務員なら50代には年収1000万近く貰えるのよ。どこが給料安いの？」と言いつつ海もまだまだ教職一本と割り切れているわけではない様子。もともと娘は公務員志望で、行政職か、専攻の勉強で公務員専門職を受けるか、教職の公務員になるか、はたまた母校の私立教員になるかで悩んでいます。一応民間も興味があるけど、企業の総合職で子育てと両立出来るところなんてあるんだろうか、、と。親戚の大手総合職の人達の話を聞いていると、女性で子育てと両立出来ている人はまだまだ少なそうで。姉の1人は企業の総合職で仕事を失いたくなくて子供を産むのを諦めましたし。一般職には両立させている人は普通にいるけれど。でも公務員は昔から行政職、専門職、教職共に子育てと仕事を普通に両立させていますよね。それでも身近な祖父母の協力がないと難しいと思いますが。教職なら大学院に行ってJassoで奨学金を借りても返さなくて良い制度が再び出来たみたいなのなので、大学院に行くのも良いかな、と思ったのですが、娘は今のところ考えていないそうです。娘は「バイトで生徒達に勉強教えるのも、生徒達の話を聞くのも好きなんだよね。それ以上にやりたい事が思いつかないの。海外に行きたいと思っていたけど、結婚もしたいから日本にいた方が良いかなと思っていて。母校の英語の先生になって海外研修に付き添うくらいでも楽しいかも。」また来年には心境が変わっているかもしれませんが

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入国管理局を名乗る怪しい電話

帰国間近の娘。普段知らない電話番号は取らないのですがこんな時だと、とりあえず知らない番号でも緊急連絡かなんかかも知れないと思い、電話を取ってみたら入国管理局からという自動音声でした。当てはまる番号を押して下さいとアナウンスがあったのですが、特に押さず聞いてたら自動で切れました。不審に感じたので検索してみたら入国管理局を名乗る不審な電話が横行しているらしいです。皆様もお気をつけ下さい。以下出入国在留管理庁のHPでの注意喚起文です。それにしても、ブログ以外であまりリアルに留学している話を周りにしていないのに、私の携帯電話に変な電話がかかってくるって、なんだか怖いですね。。タイムリーすぎて。。※でもこれよく調べてみたら、入国管理局って日本人関係ないみたいなんですよね。ハーフでもクォーターでもない純血日本人なのですが。。

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アメンバー限定記事帰国前

うみそらデッキ閉鎖

先日の横浜のNewomanの入っているうみそらデッキからの転落事故で、うみそらデッキが閉鎖になっていたのですね。巻き添えまで起きたので、多分閉鎖になるだろうとは思っていました。ちょっとした憩いの場で、雰囲気が良いみたいで娘は主に高校のお友達と良く利用していました。どこで話してたの？と聞くと「〇〇ちゃんとNewomanの屋上にいた」とよく話していて。まだ娘はこのニュースを知らないと思いますが、聞いたらショックを受けるだろうと思います。画像はお借りしていますが、食後とかちょっと時間がある時に、綺麗な夜景を観ながらお喋りするのが楽しかったみたいです。夏休みが終わるこの時期に、今回の事件の高3の女の子は千葉から来て何に悩んでいたのでしょうか。私も中高の頃はすぐ目の前が真っ暗になるタイプだったのでわからなくはないのですが、まだ若く可能性に満ちている時期なのに勿体ないな、と思いました。こんな事言えるのは私がおばちゃんだから、なのかもしれませんが。50超えた私は嫌な事があると、まずは寝てしまいます。最近の嫌だったことは、たまたま性格のきつい人とダブルスでペアを組んでしまい、こちらがミスを連発して怒られたことですね。そういう時は、「ここではないどこかに修行に行きたいな。そして次に組んだ時には目覚ましく上達してこの人をあっと言わせたいな。」と毎回思うわけです。でも、そこではない他の場所で修行しても、修行先には必ずキツイ性格の誰かが1人はいるわけで、そういえばあそこには海坊主みたいな頭をした怖いおじさんがいて、ローテーションが全然なってないよ、って怒られたな、とか思うのです。すると、修行に行くのをやめてとりあえず今日の所は寝よう、と考えるのをやめて眠ります。悔しいのであとでYouTubeで出来なかった動きのポイントとか見て復習してますが。ほんとくだらない悩みですね笑話は逸れましたが、中高生の自殺を防ぐにはどうしたら良いのでしょう。娘が教職の授業を受けながら、「ちゃんと学校に出席しないといけないのって、世界で日本と韓国だけらしいよ。他の国はちゃんとカリキュラムをこなせれば出席日数とか関係ないらしい。」と話していました。夏休みの終わりや新学期の始まりに自殺が多い事を考えると、学校の出席重視な制度をやめてもいいかもしれませんね。コロナ禍の時の様に、出席とるにしてもZOOMなどでの出席もOKとかにしてあげるといいのかな、と思いました。もちろんそれだけでは足りず一人一人の安心出来る居場所を作る事も必要で、そこはまた時間のかかる事だと思いますが。娘は運良く不登校とかした事はないのですが、身体はあまり強くないので、体調が良くない時ZOOM出席があるといいのに、と大学生の今でも話しています。ただ先生の立場だと教室にいる生徒に気を配りながらZOOMの方も対応しないとならないとなると、これはまたストレスフルなのかもしれませんが。難しいですね。

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