ムスコがこれまで住んでいたタワーマンションを引越すというので、見納めにノコノコ東京にやって来た。引越しに伴うアレやコレやを手伝うという名目だが、実際はワタシの大好きなタワマンにお別れを言いに来たのだ。
ワタシは煌びやかなモノと高い所が大好きで、根っからのスカイクレイパーファンだ。「バカと煙は高い所に登る」と言うから正真正銘のバカなんだと思う。
ムスコの住んでいる所は34階。ちょっと無い高さだ。もちろんタワマン住人には「それが?」ってコトになるんだろうけど、少なくてもワタシの人生の中ではこんな高いトコロに住んでいるヒトはいなかった。
今日はそのタワマンでの最後の夜を楽しんでいる。
今は夜中の午前3時頃。マンションのベランダに絨毯を敷いてソコに寝転んでいるのだけど、めちゃくちゃ涼しい。今日がたまたまそういう気候なのかもしれないが、終始風に吹かれてて7月になったばかりだけどクーラーが全く要らない涼しさだ(タワマン信仰強まる)。
ムスコの新しい住処はローケーションもビューもイイんだけど、「タワマン」では無い。「タワマン」は今や一つの文化的ジャンルであって、「タワマン文学」というものもあるくらいだ。
ヤラしい話をすると、ココの家賃もタワー級に高くてフツーのサラリーマンの1ヶ月の給料が全て飛ぶ。だからフツーのヒトはタワマンには住めてもその日から生活出来ない。節約して何とか暮らせるというレベルでは無い。その拒絶感がフツーのヒトに羨望とジェラシーをいだかせる。そのドロドロから生まれたのが「タワマン文学」なのだろう。
タワマン大好きなワタシだが、本当に住めるだけのおカネがあっても自分は住まないと思う。
ただでさえ住居にかかる費用がバカ高い東京で、さら地上高も家賃も突出した物件に住むなんてクレージー過ぎる。
ムスコの選択は違ったようで、タワマンに住むことが自分が仕事をやっていく上でチカラの源泉になっているようなのだ。
一日20時間も働く日があるらしいから、ハイパーハードな仕事をするには逆のベクトルのクレージーなものが必要なのかもしれない。
このブログの題名にもなっているけど、ワタシとムスコではあまりにも大きな生活レベルの差と価値観の相違がある。楽しいと言っちゃあ楽しいけど、どこか複雑な感情が伴う。


