副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症の手術を受けることになった31歳女の体験記。

<1日目 入院当日>はこちらをご覧ください

 

 

 

2日目: いよいよ手術当日
 
内視鏡で手術を受けます。一昔前は顎の下からメスを入れる大変な手術だったようですが、最近は内視鏡で、顔の表面に傷が残らず痛みも少ない手術ができるようになったんだそうです。ありがたや。症状にもよりますが、手術時間は3時間ちょっと、とのこと。
局所麻酔の病院もあるそうですが、この病院は全身麻酔でした。
 
 
6時に起床、バイタルチェック。禁食で水分も7時までしか取れないので、今のうちに勢いよく経口補水液を飲む。
手術後の数日間は髪が洗えなくなってしまうので、今のうちに洗ってしまう。
 
両親が8時半に来てくれたので、そこから手術服に着替え、9時前に出発。手術室手前の扉の前でバイバイし、中に入って髪をまとめる。
 
横にはスタッフ4〜5人。事前に病室まで挨拶しに来てくれていた、麻酔医や臨床技工士?など覚えがある方たちだったのでなんだか安心。
手術室へ入ると、そのままベッドへ寝るように言われる。足元に湯たんぽみたいなものがセットされていて、ポカポカ。温かいですね、と言うと、温めておきました!と言われた。
周りを5〜6人に取り囲まれる。み、みんな若い!イケメンと美女だらけ!ここはコードブルーか!※多少のマスクマジック(顔半分がマスクで覆い隠されている状態)を含みます※
 
その後ろから、主治医の先生が挨拶してくれた。
高身長イケメンの臨床技工士?に左手の甲に点滴を刺される。利き手じゃないほうを選んでくれたけどでも、え、そこ??腕じゃないんだね?
針が入っていく様子を見るために体を少し起こすと、「見る派ですか?見る派と見ない派と派閥がありますよね」と言われました。笑
大変和やかで、リラックスできる空間。
 
手術前には室内に大抵音楽が流れてるって聞いていたけど(友達はK-popだったらしいw)注意して聴いたら、小さい音だけどどうやらミスチルっぽい!
 
ここで、さっきの左手の甲への点滴が上手くはいっていかない様子。
イケメンが美女に指導されている。どうやら先輩後輩らしい?え、新人なのイケメン?
 
「美女先輩:考えて。そこがとれなかったら次どうするの?この横(隣の血管)でとれるでしょう」
「イケメン後輩:あ、でも、右(手の甲)にしようかなって…」
「美女先輩:そっち??うん、いいよ、じゃあそうして。」
 
2人とも私より年下なのかなぁ〜。先輩後輩の関係を微笑ましく見させていただきましたしみじみ〜…って言いたいところだけど、右手の甲にも針刺されるのォー!?嫌ぁぁぁ!
とは言わずに笑顔でスルーしてあげました。
 
その頃にはもう、落ち着くように、ってことで酸素マスクを付けられており今度は“見る派閥”の私も手元を確認できません!無念!ブスッ!(針の音)
 
そして気付いたら、BGMはさっきの曲が終わって次の曲へと切り替わっています。
 
 
ちゃららららら〜ら〜ららららら〜〜♪
 
 
こ、これはッ!!!まじでコードブルーキター!!!笑
 
「…コードブルーですね?」
 
思わず話しかけ、「そうですね〜、ミスチルですね〜」なんて回答が返って来たところで、いきなり視界が歪み始める。
 
「お薬入り始めました、少しふわふわしますよ〜」
体験したことのない、視界がぐるぐるな状態だったので若干テンパる。
「ちょっと気持ち悪いような感じです」
「気持ち悪いですか!?」
「ふ、ふわふわします…」
ふわふわという言葉が果たして合ってるのか!?コレふわふわっていうかぐわんぐわんなんだけど!?ヤバイのかな?あれれ〜大丈夫なのかな〜?????………
 
 
 
-------------(意識なくなる)---------------
 
 
 
直前まで心配したまま、で、意識終了しました。笑
 
 
気付くともう手術は終わっていた。
 
目覚めた時の感想。「よく寝たーああああ!」です。
完璧に朝気持ちよく目覚めたつもりでいました。
 
まだ意識ぼんやりですが、右側に母の顔が見えて、手を振る。
その後、リカバリールームという看護師さんの目の届きやすい部屋で安静に過ごす。
話したくても、喉にチューブが入れられていたせいかちゃんと喋れない。
筆談しようと紙とペンを取ってもらったが、ちゃんと書けてない。(今見返しても解読が大変。笑)
 
12時過ぎにリカバリールームに来たので、手術は3時間ちょっとですね。
父が私の無事を見届け、仕事の為に帰っていきました。
 
私の上顎洞には、本来若い人は滅多にならない黒いカビがギッシリだったそうです!
 
父母がフィルムケース程のガラス瓶の中に、2つ、カビだという親指先ぐらいの塊が浮いていたものを先生に見せてもらったと言っていました恐ろしや!
 
とても眠くて、母とやりとりしながらも、ウトウトとしてくる。
ウトウトしつつも緊急性があったのは
 
「トイレ行きたい…!!!」
 
看護師さんに伝えると、困った様子で、まだトイレには行けないんです、とのこと。
ベッド上で出来るアイテムに頼るか、我慢するかどうか…と。。
 
嘘でしょー!?
多分トイレ行ける体調ですけど?????
 
そうなんです。全身麻酔って事前情報によると、気持ち悪くなるとか頭痛がするとか色々あったのですが、麻酔科の先生がお上手だったのか私の体質に合っていたのか、まっっったく心配していたような事態は無かったのです。
 
むしろ、たっぷり睡眠を取った日曜の朝の、フワッとまどろんだ感じですこぶる調子が良い!!!
 
一度は「じゃあトイレ我慢してみます」となったものの、どのぐらいか聞くとあと2時間程度との事だったので、やっぱり無理!トイレ行かせてください!!とお願いし、歩けますとも言ったが念のため車椅子でトイレまで連れていってもらい、自分で用を足したのでした。
 
トイレを我慢しすぎたからか、はたまた麻酔で体が眠っているのか、全然尿がスッキリと出てくれず、15分ぐらいトライして無事にトイレ終了。
看護師さんには、中で倒れてるんじゃないかと心配されていました。
まだ残尿感があり、膀胱炎になってしまったのかと心配でしたが、2回目以降は何の問題も無かったです。
 
 
両鼻にギッシリとタンポンが入れられていたので喋りづらいですが、呼吸は自然と口呼吸できました。
手術前に一番心配していたのが
「目覚めた時に、鼻呼吸が出来ない状態で自然に口呼吸できるのか」
だったのですが…
心配ありませんでした。苦しいとも特に思いませんでした。
 
この日は絶食。ご飯は食べられません。点滴で過ごしましたが、術後4時間後?ぐらいからお水を飲むことを許されました!
 
ですが、飲むのが思った以上に大変。
 
まだ喉が痛むのと、タンポンで鼻が詰まっている為「えいッ」ってゴックンしても上手く飲めない。
普段どうやって水飲んでたんだっけ?という。
喉というか他の器官にも入っちゃうんじゃないかっていう恐怖でした。
 
そもそも口しか息が出来ないのに、その口に水を入れてるんだから無呼吸。無酸素。
死の危険を察知したので、とても慎重になりました。
 
更に、先生曰く「鼻に塗った軟膏が流れ込んで苦い」んだと…
苦いし痛いし苦しいし上手く飲めないし恐怖だし!
 
しかも、鼻の奥から血が喉に垂れてくるので、それを吐き出さなくてはいけません。
 
ティッシュに血をペッと吐き出したり、ツバ入れ?に吐き出したりして、その日は、寝ても時計の針が30分しか進んでいなかったですね。
 
歩行OKの許可は出たものの、喉に流れる血や、水を飲むことと戦っていたので夜間は半分ぐらいしか眠れていません。
 
ただ、手術後の鼻の痛みは一切無く、タンポンのせいか多少頭痛があるような気がしたのでロキソニンは飲みましたが、諸々総合すると、思っていたほど辛くない手術当日でした。
体調余裕だったのでラジオを聴いて暇をつぶしたり。
 
鼻の軟骨を取っているのに、手術後の痛みがひとつも無いなんて・・・
先生がお上手だったのかしら。すごいなあ。感謝。
 
そんな入院2日目(手術当日と術後)でした。
 
次回、入院3日目からも、徐々に更新いたします。