前からずっと行きたいと思っていて、先日親友と共に女2人ワイナリーの旅に出ました。
飲める友人ってのは良いね。私よりずっと強いしね。
まず最初はワイン工場見学。
正直樽ばっかなので、おお!って感動は少なめ・・・
ワイナリーは数キロにわたる広い土地にいくつかのワイン工場があって、いろんなワイナリーを回れるようになってる。
・・・けど、距離があるのでタクシーをいちいち使わないといけない。
酔った身体で数キロ歩くのも辛い・・・
で、待ちに待った試飲。
試飲はこんな容器を購入して、これで好きなだけ試飲することができます!
試飲し放題の地下。
幸せー。
ワインも、甘い⇔辛いが表記してあって、自分の好みにあったワインを試飲できるのです。
私は子供なので甘めに、友人は辛めに別れて試飲試飲。
飲みきれないものなどは、樽のゴミ箱?に捨てることもできるのです。
そしてワイナリー周辺には、古い家を利用した素敵なカフェなんかもありました。
一階でワインを売り、2階は美味しいパンを提供してくれるカフェに。
美味しいワインと、焚きたてのパンと、チーズ。
ああ、幸せ。
ワインとチーズの美味しさに目覚めたのは、メキシコでだったな。
「キリストの血」という名前の、スーパーで購入できる安いワインがお気に入りで、いつも買っては飲みながら勉強してました。
これからも美味しいワインを探して生きていきたいものです。
一年に一度くらいはワイナリーに来たいなー。
日本も負けてしまい、メキシコでのWC熱も落ち着いてきた様子。
私はテレビ4台設置のレストランで日本VSパラグアイを見ていましたが、まわりがパラグアイを応援する中(同大陸のよしみ?)一人で日本がゴールしそうになるとき歓声をあげるのは孤独でした。
7月に入り、残すところあと約4週間。
先々週は親友とオアハカにいってきました。オアハカ州はチアパス州と並んで有名な観光地で、先住民がもっとも多く住んでるところ。
今回の旅行は2日だけ。オアハカは本当は遺跡や先住民の村をゆっくりまわりたいんだけど、この旅行の目的は「親友とどっかにでかけること」だったので、まあどこでもいいやとわりと近場を選びました。
そもそも旅行なんて、本当に行きたい場所には一人かオタクレベルでものすごい趣味があう人(仲がいいかは別として)と行くべき、と思っております。遺跡が好きじゃない人と行くとしらけるので遺跡は一人で行くし、すごく仲がよくていくら話しても足りないような友達とは話したり時間を共有するのが大切だから、むしろ興味はそこそこの場所に行くべき、と思っている。
でないとディズニーランドで話してばかりで乗ったものを覚えていない、なんて状況にもなってしまう(笑)
そんなわけで、一緒に行った友人は多分2,3日でも話し続けられるくらい語り合うのが好きな気の合う子。そんな自分より先に帰国する彼女との思い出つくりのためにオアハカへ。
片道6時間(これでもメキシコではかなり近い方)のバスの中では、何かにたいしてオタクになることの重要さや、新撰組オタクな友人の、山波さんが切腹するシーンの辛さについて聞いたりしながら過ごしました。
オアハカの名物料理は、モーレ。
モレはメキシコ料理の中でも有名で、地域によって味が違っていて、緑モレ、黒モレ、赤モレなどいろんな種類があります。
中でも私が好きなのは黒モレ。一見カレーにみえて、カレーだと思うと物足りず、調味料だと思うと濃厚なお味。
鶏肉と一緒に食べるのが定番。
黒モレ。
ちょっと味が濃すぎてもたれた。
ちょっと穴場的な植物園があるというので、行ってみることに。
このときガイドさん付で合計20人くらいの観光客で園内をまわったのだが、中に外見日本人の家族らしき人たちがいた。西洋人ファミリーと一緒に来ていたっぽい。
・・・が、会話を聞いていると、どうやら日本語は話せない様子。英語の発音が完璧すぎるし、私たちの会話にも全く反応していない。日系アメリカ人かなんかかしら?何より3,4歳くらいの少年の発音が完璧すぎて、外見モロ日本人なのに(服装も)なんというコントラスト。私たちの興味は植物より彼らへ。
で、その4歳児のイングリッシュボーイはもう片方の西洋人家族の息子らしき、こちらは5,6歳くらいの子とずっとはしゃいでいたわけなのですが、
「写真とろうぜ!」
「こう撮るんだよ!!」
・・と、あまりの可愛さにガイドさんの話そっちのけで彼らの写真ばかり撮っていました。
注目してると、西洋系の少年が「あっちいこうぜ!あれしようぜ!」とおにいちゃんらしく引っ張っているようにみえて、日本人(外見)の少年が言うこときかなかったりすると、泣きそうな顔したり・・・
とにかく可愛すぎでした。
そして、一番の名物、巨大サボテン。1000年以上生きてるんだとか。
私の身長より一本一本がでかいです。
というかそこはかとなく・・卑猥。
私と友人は「下ネタ姉妹」とよばれている身のため、そう見えてしまうのでしょうか。
植物といえば、メキシコの植物は本当に面白い。
ブログには書いたことないのですが、私の研究テーマはメキシコの伝統医療です。
伝統治療師は字のまんま伝統的な医療を行う人たちのことで、日本だったらシャーマンみたいなかんじ。
治療師の人たちは治療にいろんな植物を用いるのですが、メキシコの植物は本当豊富で見ごたえ有り。
私が通うメキシコ国立自治大学でも植物園があって、一般人にも開放されています。
そこにも巨大サボテンが。
いや、だから・・・・
卑猥に見えるのは気のせい。と思いたい。
ムーミン谷を思い出す。
薔薇みたいな形の植物。これでも植物。
本当薔薇みたい。そしてやはり棘がある。ちなみにうっかり刺さった。
サボテンの山。
こっちのサボテンは本当強くて、こんなにビッシリ上乗せで生えてきたりする。
手みたい。
植物に興味ない私でも見ていて楽しいから、植物オタクは相当楽しいんだろうなあ。
今、私の人生の中で最もサッカーに関心持ってます。
昨日の試合はメキシコ人の友人宅で、彼の家族とピザ食べながら鑑賞しました。
メキシコのテレビ放送ではオランダVSカメルーンを放送しちゃってて日本VSデンマークはやってなかった。
ので、インターネットを大画面につなげてみることに。
メキシコ人家族は別に日本が勝とうがどうでもいいだろうに(友人の弟は熱狂的日本オタクなので関係はあるのだが)、一緒になって応援してくれるのがとても嬉しい。
そんでもって3-1の堂々決勝進出、見ていて胸が熱くなったし、みんなで、勝ったあああああ!!!と喜べたのはいい思い出になりそうです。
そんなわけでメキシコも日本も決勝進出、まだまだテレビにはりつく日が続きそう。
最終まですすまないとメキシコVS日本は見られないので残念だけど、逆に考えればお互い気持ちよく応援ができるということ。
ニュースで「Samurai Azul(青い侍)」と言う言葉をみると嬉しくなる。それにしても、試合中解説の、「大久保(クにアクセント)」とか「本田(ンにアクセント)」と名前を言うときの発音が気になりすぎる。
フランスもイタリアも決勝進出ならず。4年に1度のせっかくの機会にメキシコにいるんだから、是非ともメキシコにはベスト4入りを果たして、メキシコ歓喜の嵐に飲まれてみたい。
でもそうなったらメトロとか止まって店も店員がいない状態になるんだろうな・・面白いけど困るのかも。
「日本では勝った時どうやって祝うの?」といわれて、うーん、メキシコのようにあちこちでフィエスタとかしないし、個人的に祝杯くらいはするだろうけど・・・と考えた挙句、「川に飛び込む」と答えて驚かれる。日本文化奇妙なりの印象を強めてしまったかもしれない。でも今回も50人ほど道頓堀に本当に飛び込んだので、間違ってはいないでしょう。
最近のハマリ音楽はサザンとミスチル。あと80年代90年代POP。
いかに自分が今日本が恋しいかがわかる。
7月になったら、まだかえりたくない!ってなると思ってたのに、さすがにもう疲れているようで毎日が過ぎるのが遅い。早く帰りたい。
・・けれども、それは疲れてるからで、一旦帰国して元気になったらまたメキシコに来たいなあと思うんだろうな。遣り残したこともいっぱいあるし。
それくらい、メキシコが好きだ。
同じプログラムの女の人がカンクンのビーチで結婚式を挙げたらしく、写真がものすごい、いい。
齢26年一度も結婚式に憧れを抱いたことはないけれども、もし挙げるならカンクンがいいな、と思うくらい。
自分はメキシコだけじゃなく中南米全体が好きなので、一度メキシコのユカタン、チアパス→グアテマラ→チリ→ブラジルと周る旅をしたいなあ、と思う。いつの日か。