- 前ページ
- 次ページ
臨床工学技士の業務は基本的には以前に記載したように内容が決まっています。
しかし、他の職種と違って細かい業務内容は施設によって大きく変わることもしばしばあります。
たとえばカテーテル室での業務でH病院では私の仕事5の通りですが、次に勤務したK病院では主にポリグラフという心電図監視業務がメイン業務となることもあります。H病院では検査技師がポリグラフを担当していました。K病院ではベッド操作は放射線技師が担当していました。Dr介助は臨床工学技士と放射線技師どちらかスタッフの手の空いているほうが担当することとなっていました。K病院では検査技師はカテーテル室業務は行っていませんでした。
透析業務でも患者さんへの針刺しはDrのみが行っているところとNsだけが行っているところ、Nsと臨床工学技士がおこなっているところ、機械操作は臨床工学技士だけとかいろいろ施設によって患者さんを治療するという目的は同じですが業務内容が変わります。これはその施設のいままでの歴史からきていることが大きく影響してきています。
H病院では内視鏡業務にも携わっていましたが現在のM病院では全く関与していません。
これらのことは臨床工学技士が比較的新しい職種であり理解されにくくその専門性を生かし切っていたりいなかったりと、その業務範囲がとてもひろく多くの職種の業務内容をカバーしていることからくるものと思っています。
今後は少しずつでもその業務範囲を施設差がなくなるよう技師会や国などで検討していってもらいたいものです。
