ぎっくり腰で眠れないので考えたことをメモ。
みなさん、桃太郎をご存知ですか? 桃から生まれた桃太郎は仲間引き連れ鬼退治にいくという誰でも知っているストーリーです。
そこで「おじいさんは芝刈り、おばあさんは洗濯」をする男女の役割分担が出てくる訳ですが、これを紐解いて、男は外、女は内が日本の伝統であるとする意見を見たことがあります。
これが違和感があって少し見てみたところ、どうもこの物語自体が古くからの「(原始)桃太郎」と明治の教科書から改訂された現在の「桃太郎」と種類があるようなんです。原始桃太郎は、「桃を食べたおじいさんとおばあさんが若返って桃太郎を生む」という欲望の物語で、現在の役割分担の桃太郎は「家制度」や「家父長性」が残る明治にできたもの、つまり100年程度の歴史しかないということがわかってきました。そもそも会社勤め自体が60年程度の歴史なので、元はみな農業が主体と考えると共働きが基本でした。何故、みな歴史を忘れてしまうのでしょうか。
【ジェンダー論争】
最近、Twitterを見てるとこの男女の役割の問題、つまりジェンダー論争が過熱していると感じます。中には単に嫌いな相手を潰したいだけの人がいます。それが、
ミソジニー→女嫌い
ミサンドリー→男嫌い
と言われるような人たちで、本当に女性や男性の権利を向上、改善したいのか、よくわからず、互いに一歩も引かないため、主張が平行線で殴り合い状態。
もはや宗教戦争と構造が似ているような気がします。イエスが神か、人の子は互いに妥協点がないですから。
けれど、同じ目線同士(「弱者」同士)が殴り合うというのが定番になりつつあります。本当は根本的な問題の解決や改善、もっと強い存在、決定権を握っているところを叩かないと解決にはならないですよ。
【パラサイト~半地下の家族~】
この弱者同士の殴り合いで思い出すのが、韓国発の大ヒット映画「パラサイト」です。
パラサイトでも格差社会が描かれていて、弱い地下の者同士で殴り合いが起こります。ただしこの作品の違うところは、最終的には強い者も殴り、全てめちゃくちゃにしたという点で、そこにエンタメ性があったのかなと感じました。舞台の韓国でも、日本以上の男女対立や、人生の全てを諦めた「N放世代」というのが出てきています。出生率は1%以下、新卒で就職も難しい。結局、男女で殴りあう。本当の問題は、安定しない社会情勢や数%のトップエリートとの格差だろうに。
ちなみに、アメリカだとインセルと呼ばれる「モテない男」というのが度々銃乱射を犯したりしていたり、白人男性という従来であれば「強い」属性を持っている人たちが貧困や格差に陥っていて、同情すらされないことが起こっているそうです。(この層を支持者にしたのがトランプ大統領)
これは学校では女子の方が成績が良く、落ちこぼれる男子というのが顕著になってきているからだそう。確かに発達の段階では男子の方が女子より遅い傾向があります。これをもって男子の方が弱者と言えるかもしれないのですが、属性で判断するとそうなりずらいです。
日本だと東大の女子は3割以下、医学部女子減点問題であったり、教育のジェンダーギャップがあったりします。(女の子は勉強よりも…のような価値観)
アメリカで起こったことが10年遅れて日本にくると言われるので男女の教育格差に新たな問題があり得るのでは。