駅前の高層ビル群とよくわからない横文字のチェーン店ばかりはさておき、ついに宮下公園も三井不動産の所有物になってしまい、宮下パークという商業施設に変わりました。リニューアル後は気軽に入れる区立公園ではなく、見えるのはルイ・ヴィトンと、立ち並ぶ警備員たち。
調べてみると、一応はまだ「渋谷区立」宮下公園ではあるようです。そして、運営は指定管理者「宮下公園パートナーズ」。三井不動産と西武造園の共同体です。
最近の指定管理では、このような共同運営で競り落としを仕掛けてくる企業が多いように感じます。自分の前職の会社もこの共同運営で図書館を競り落としていましたね。
渋谷・宮下公園跡地に「ミヤシタパーク」開業 —— 10年に及ぶ“ホームレス排除”の歴史を振り返る
↑この記事でも指摘されていましたが、この現象はジェントリフィケーションと言われるそうです。
高級志向→富裕化→有名ブランド店→個性喪失→エリア人気が下がる
経済格差の問題もあります。渋谷は若者の街でしたが、今の渋谷はつまらなくなりましたね。
大きい本屋も潰れましたし、ファッションの中心地でもなくなりました。
渋谷は以前からホームレスやたむろする若者の排除を課題にしてきました。
渋谷区の掲げる「ちがいをちからに変える街」とは、排除によって生まれるものなのか?
そして、公園、図書館、美術館、博物館など公共の場に侵食する民営化が果たして本当に成果をあげてきたのか?
私はそうは思えません。
卒業論文も指定管理をテーマに書いていきたいです。