今日もいつもと変わらない一日。


朝起きて、学校へ行って、放課後に友達と図書室へ行く。


どこにでもいる中学二年生の日常。



そんな毎日が一転して、鏡の奥の奇妙な世界に入り込んだら、あなたはどうしますか?




「あー、眠い。真紀は委員会でいないし図書室は誰もいないし・・・」

私、飯倉 真奈美(いいくら ななみ)。

私は図書室に先にきて、友達の真紀を待ってるんだけど・・・

誰もいないし、暇だし、先に帰っちゃおうかな?

なんか久々に「しじみさん」みたいし・・・


ガタンッ


「きゃっ」

私は思わず叫んだ。

「何?書庫からかな・・・」

受付の奥、「書庫」から何かが落ちる音がした。

そして私はなぜか行ってみたいと思ったのだ。



ガラガラ・・・

「開いた・・・なんで?」

かぎは絶対にしまっているはずなのに・・・

おかしい。かなり、おかしい。

そんな自分の頭の混乱を抑えながら、私は恐る恐る中を覗いた。

「おじゃましまーす・・・」

なんとなく言ってしまう。


キラッ


「ん、なんか光った?」

私は中に足を踏み入れた。

そして、その物体の前まできた。

「これは・・・鏡?なんか・・・すごく綺麗。」

私は「鏡」にそっと触れた。きらきらした石で装飾されていてなんとも綺麗な鏡だった。

「それに・・・大きいな・・・」

そう、かなり大きいのだ。私の身長を裕に越している。

「二メートルくらい・・・?」

そして私はもう一度鏡に触れた・・・そのときだった。


まばゆいばかりの光が私を覆いつくした。

「きゃああああぁぁぁッ」