今日のブログはめちゃめちゃ長いです。
そして、KinKiに絡めて、例え話として、私自身の昔話が入っています。
いじめについて書かれた部分があるのでご了承ください。
(ちなみにいじめの部分は悲惨なのである程度話がつながる程度に省きました)

あまりアンリーさんについて触れたくはないのですが、
私は文字で戦いたがる武闘派らしく、結局書いちゃいました(笑)
というわけで、口調キツイです。あらかじめご了承ください。


小学校の頃、
「なんでみんな私よりいい点数とるの?」
と皆に噛みついていた同級生がいました。仮にAちゃんとします。

Aちゃんはテストを返却されると、
クラス全員の点数を確認しにいって
(そもそもテストの答案を他人見られるのって嫌なんだけどそんなことも言えず)
自分が一番じゃない場合は、怒り、
「次からはあんたたち私より悪い点とりなさいよ!」と脅していました。

普通に考えれば理不尽な話しです。
でも、彼女は、言うことを聞かない子には、自分のお兄さんとその子分(所謂ワルな方々)に呼び出させて、無理やり言うことを聞かせていました。
(私は蹴られたことがありますw 痛かったっす。)

普通に考えればおかしな話です。
まともな思考ではないと思います。
でも、彼女の中には何も矛盾がなかった、はずです。
自分の思い通りにしたかったのでしょう。

でも私には理解ができなかった。
「自分がいい点数を取りたい」
これはわかる。
でも
「私よりもいい点を取るな」
これがわからなかった。

人がどんな点数を取ろうが、自分には関係ないんじゃないの?って。
自分が優れていることと、他人よりも優れることって、全然違うことなんじゃない?って。
誰かを貶めて、自分が優位に立って、それで本当に嬉しいの?って。

私はそんなの嬉しくも何ともなかった。
誰かを貶めて得られる称賛なんて、素敵だと思えなかった。
そんなの本当の称賛なんかじゃない。
それに甘んじるなんて、ただの裸の王様だ。



KinKi Kidsのファンになり、
なんか一部の相方アンチの方々を見ていると、
あの時の彼女を思い出します。
(アンリーさんという言葉は一般的でなさそうなので、この表記で)

何故他人を落として自分が勝ろうとするのか。
やはり私には微塵も理解できないのです。
自分が満足していたら、自分が高みに昇れば、それだけでいいし、
むしろ、それが大事なはずなのに。
誰かを蹴落とすことに躍起になっている。
恐らくその姿は、どんな人よりも醜いでしょう。

きっと、その誰かが蹴落とされても、彼女らは満足しないでしょうね。
何故なら
それは本当の称賛じゃないからです。
きっと、新たな攻撃のターゲットを探し出すはずです。
断言してもいい。


Aちゃんの話に戻ります。
狭い世界で優位を決めることにそんなに価値があったのでしょうか。
世の中にはもっと優れた人、違うジャンルで輝く人がたくさんいます。
何故Aちゃんはそちらに目を向けようとしなかったのでしょうか。

全く同じことを、私は相方アンチさんに問いたい。


私には未だに全くわかりません。
彼女の気持ちも理解しきれません。

ただ言えるのは、
Aちゃんは可哀想な子だったんだなと。

お山の大将になって、Aちゃんはそれで幸せだったのでしょうか。
狭い世界の中で
「私の方が優れてるでしょ!○○ちゃんなんかよりmarimoちゃんなんかより私の方が上よ!」
と声高に叫ぶことは、彼女にとって何のプラスになったんだろうと。

素晴らしさを彼女自身が主張すればするほど、
どんどん彼女は可哀想になっていった気がします。


彼女は、沢山の仲間を力で従えていました。
周りにいるのは、彼女のイエスマンだけでした。
私もよく「イエス」を強要されました。
皆は彼女のお兄さん達にリンチに合いたくないから、イエスを言いました。
彼女の言うことを否定する子は誰もいなくなりました。
周囲の環境は彼女の思い通りになったはずでした。

でも、私が思い出す彼女は、泣きそうな目をしています。
自分が望む世界にしたはずなのに、
自分の思い通りにできていたはずなのに、
自分が一番と皆に認めさせたはずなのに、
彼女がたまに見せる目は、とても悲しそうでした。


無理やり言わせた「イエス」が、彼女を蝕んでいったのだと今ならわかります。
でも、当時の彼女はきっと気付いていなかった。
後から気付くことです。
でも後からでは遅いのです。


「Aちゃんすごいね!」
と言われても、彼女はちっとも嬉しそうではありませんでした。
皆の言うことが信じられなかったのでしょう。
無理やり言わせているんじゃないかって、常に疑心暗鬼だったはず。

誤解無いように言うと、彼女は頭も良く、運動神経も良かった。
だから、与えられる称賛は、本当の部分も多かったはずです。
でも、自分でそれを潰してしまった。
否定的な意見を消すことで、彼女は自分の称賛を自ら否定してしまった。
自分の素晴らしい部分を、自分で台無しにしてしまったのです。

彼女は確かにすごいと言われたかったはずです。誉められたかったはずです。
批判されたくないから、そういう輩を排除して、思い通りになったはずです。
きっと彼女は、そうすれば自分は満足すると思ってたのでしょう。
気持ちいい世界が待っていると思ったのでしょう。


結果は、誰も幸せになりませんでした。私を含め。
少なくとも、私は20年近く経っても、心に刺さる棘は抜けません。
なんと哀しいことか。

小さなプライドを保つために、彼女の払った犠牲はいかほどだったのか。今となってはわかりませんが。


○○よりも××の方が上だ!

それってはっきりさせなきゃいけないことなんだろうか。
○○も××も素敵
じゃ駄目なんだろうか。


私は頭がお花畑だからか、やはりわからないんです。
一番とか、唯一の存在とか、
そういうことに拘る気持ちがわからない。
自分が、価値を認めていたら、それでいいはずなのにと。




後日談になります。

地元に帰省した際に、スーパーで買い物をしていたら、
レジに懐かしい顔が。
なんと、その彼女がパートをしていたようなのです。
約15年ぶりに見かける姿。

なんとなく 気まずいなあと思いましたが、もうそこのレジに並んでしまっていたので、移動できません。
仕方なく顔を上げずに買い物を済ませようとしたら、
彼女が私に気付いてしまいました。

すると、思いもよらず
「あっ!marimoちゃん!久しぶりー!!
帰ってきてたんだね!元気にしてたー?」
と、満面の笑みで話しかけられました。

私の知る彼女の、悲しそうな目はどこにも見受けられませんでした。
二言三言、元気だよ、とか話をして
「じゃあね」
と言って別れました。

車に乗った瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。
声を出して泣きました。

きっと、彼女は、何かに気付いたのだと、そう思いたくなる笑顔でした。
きっと、彼女は今、幸せなはずです。
答えは明らかにならなくていい、
あの時の傷が完全に癒えなくてもいい、
子供の頃の私と、彼女が、少しだけ救われた瞬間でした。




相方アンチさん・アンリーさんにきっとこの例え話をしても、届かないかもしれません。
それでも私はここに書く。
何故か。

彼女の笑顔は、少しだけでも希望を信じさせるに値するものだったからだ。
人は変われる。と。

変わってくれ、なんておこがましいことは言わないけれど、
それでも私は人を信じたい。
人は何歳でも変われる。
信じていた考えがいかに根強く、長い間支配されていたとしても、
少しでもいい方向になれるということはある。


剛くんを嫌いな人が、無理に剛くんを好きにならなくていい。
光一くんを嫌いな人が、無理に光一くんを好きにならなくていい。
ただ、
誰かを批判する言葉は、
自分の心に暗い影を落とすことを。
自分の好きな人にも暗い影を落とし、悪いものを寄せ付けてしまうこと
を、
知ってほしいなと。

嫌いなら嫌いで、見なければいいだけです。
嫌なら嫌で、心の中に留めたり、身近な人にだけ吐きだせばいい。
自分の考えを無理に誇示すればするほど、
きっと満足からは遠くなることを、
自分の思い通りに何もかもは進まないのだと
、知ってほしいなと。


悪意からは、悪意しか産みません。

自分の思い通りの世界を作った彼女の目が、どうしようもなく哀しみに溢れていたことを思うと、私はこの考えは決して間違っていないと思うのです。
彼女はきっと、幸せになりたかった、満足したかったはずなのに、
結果は、彼女の描いたものにはならなかった。

アンリーさんが、自分の思い通りに行ったとて、
私はきっと満足する結果にはならないと思うのです。
それは何故か。

ファンも、オンリーさんも、アンリーさんも、
剛くんも、光一くんも、
人間だからです。
みんな人間だからです。

どっちが悪いとかは、ない。
みんな等しく、どこかに責任がある。
でも、その責任の重さや割合を明らかにして、どっちが悪いかを言い争って何になるのだろう。
責任の割合なんてどーでもいい。
ましてやどっちが悪いなんか考えるだけ阿呆。
現状を良くしていけばいいだけなのです。すごくシンプル。

みんな悪いところがある。
でも、みんな悪いわけではない。
当たり前のことです。

KinKi Kidsは剛くんと光一くんのグループ。
剛くんにも悪いところはあるし、
光一くんにも悪いところはある。
剛くんにもいいところが沢山あるし、
光一くんにもいいところが沢山ある。
小学生でもわかる話です。
どちらかが100%潔白だなんて、あるわけがない。

断言してもいい。
二人の問題は、二人どちらもが引き起こすものです。
片方だけが悪いなんてことは絶対ない。
アンリーさんに対して怒りを覚える部分はこの点なんだろうなあ。
どちらかを悪者にすることに焦点を当てていることに
KinKi Kidsのファンとしてではなく、
一人の人間として、怒りを覚えます。


Aちゃんと私の場合もそうです。
確かに、Aちゃんがしたことはおかしかった。
でも、私もそこで、言わなければならなかったのだと。
「それはおかしいよ」って。
彼女を想うなら、何よりも自分を大切にするなら、
おかしいことはおかしいと言わなければならなかったのだと。
あの時はできなかった。
でも、今ならきっとできるはず。


私は、どちらかというと光一くん寄りのファンですが、
剛くんを責める言葉も、光一くんを責める言葉も出てこない。
でも、おかしな部分は「おかしい」と言うよ!
本人たち以外に対しても同じです。
相方アンチさんにおかしいと思ったら、言いたい。
てかここで散々めちゃめちゃ言ってるんだけどね
欠点や悪い部分なんて、あって当たり前。
失言することだってある、
ヘタレな部分だってある、
だからなんなの?いいじゃない。
悪い部分がゼロな人間なんていない。
それは最早ただのサイボーグだし、そんなの私は好きにならない。

二人とも人間なのだから。
その欠けた部分すら愛おしいと想うから、私はKinKiのファンなのです。
二人が「ちょっとそれはおかしいと思うよ」ってことをしたら
ちゃんと
「それはおかしいんじゃないかな?」と言えるファンでありたい。


もう、間違いません。
臭いものには蓋をする、
見たくないものには見てみない振りをする、
そうすることもできるけれど、
でも、伝わるかもしれないなら、声を挙げたい。


私は、KinKi Kidsが好きだからこそ、
剛くんと光一くんを裸の王様にはしたくありません。
ただ闇雲に「イエス」を言うことが、本人を一番駄目にすること、
それを身を持って知っているから。


自分の考えを他人に認めさせることは、そんなに大事なことですか?
貴女の本当の望みは、そこにあるのですか?

そうすることで、貴女の大好きな人が傷つくかもしれない
そう考えたことはないですか?
今一度、考えてみていただきたい。



本当は相方アンチの方々に言いたいことは山ほどあるけど、
私は口が悪いから本当に暴言になるのだけど、
でもそれは表立って言いたくはない。
理由は、散々書いた上記のことがあるからです。

とりあえず、
相方アンチの方に対して、
私は物凄く怒っているということだけは書き記しておきます(笑)

まあ、アンチさんを完全に見切ったらもうこんな甘っちょろいことは書かねえっす。


すんごくきつい口調で書いてしまった・・・
不快に思う方がいたらすみません。

この話が少しも理解できない人もいるだろうなあ。
まあそういう人向けに書いてるわけですが。
書いてからウダウダ考えてても仕方ないのだけど、、、

アメーバ会員でない方も、コメント書けるのかな?このブログ
(そんなことも知らずに始めてすみません)
いつもは感想あまり気にならないけど、この記事に関してはちょっと知りたいかも。


私は、もう同じような哀しい人は生み出したくないです。
この文章は、あの時膝を抱えて泣いていた自分が書かせているんだなと思います。
あの時何もできなかった自分。
今もできないかもしれないけど、それでもできることをしたい。


重ねてになりますが、きっとこの声は届けたい人には届かないでしょう。
それでも、折を見て言い続けたいなと思います。
私は、性善説論者ですし、
諦めが悪いので(笑)

逆に、良心的なKinKiファンの方には、なんか嫌な想いをさせてしまう記事かもしれません…
すみません。
私は、良心的なKinKiファンの皆さまの意見を聞いたり、twitterなどで交流させていただいて、
とても励みになりますし、KinKiのファンで良かったといつもありがたく思っています。
それだけは同時にお伝えしたいなと。




最後にこれだけは。

私は、KinKi Kidsを心の底から愛してます。
今までも、そして、これからも。

愛しているから、諦めたくない。
きっと、これから何かが良くなるはずだと信じています。


まあ、いいさ、
相方アンチさんの考えがかわらなくたって、
ファンの皆がKinKi Kidsを愛する気持ちはかわりませんものね。

長々失礼いたしました。お粗末!