さて、ものすごい前の話を本日はアップします。

Lコンの時に書いた文章です。

facebookにアップした文章ですが、

facebookをやっていない友人から「読みたい」という要望があったので、

ブログ始めてアップするねーヾ(@°▽°@)ノ

…と、言い続けて早数ヶ月

マジでごめんなさい!!!


というわけで、本日やっとアップします。

(なのであけましておめでとうとか言っちゃってる…)

今更感がありますが、よろしければ感想などお聞かせ願えると嬉しいです。


あ、今回はシリアスな感じになってしまいました。


でもこっ恥ずかしいんだよねー。酔った勢いであげちゃいます(笑)






皆様あけましておめでとうございます。

昨年も大変お世話になりました。

今年も不束者ですが、仲良くしていただけると幸いです。


さて、昨年の振り返りは置いておいて、

昨日の大晦日、KinKi Kidsさんの「L」コンサートに行ってきました。

生まれて初めての生でのKinKi Kidsでした。

きっとこの文章長くなります(笑)




結論から言って、


生きてて良かった。

心の底からそう思わせるコンサートでした。



光一さんがどちらかと言うと好きな私ですが、

昨日の光一さんは格好よ過ぎた。

髪型、顔立ち、眼、佇まい、スタイル、衣装、歌、ダンス、

どれをとっても溜息しか出ないほど素晴らしくて。

あんな人が生きてて息をしてるということそのものにまず感嘆。


そして、剛さんと光一さんの歌声はとても相性がいいですね。

生の歌声が本当に上手い。

私は生歌が上手くない人のコンサートはあまり行きたくならないのですが、

はっきり言って想像の何千倍もうまかった。


オーラも凄かったです。

360度どこから見られてもいいように作り上げたご自身と舞台。

そしてファンやスタッフ、そしてお互いに向ける気遣い、優しさが溢れてました。



プロでした。

彼らは骨の髄までプロでした。



楽曲も、私の好きな曲をたくさんやってくれました。

最近の曲は勿論楽しかったですが、昔の曲はやはり思い出深い。

「愛のかたまり」で涙で前が見えなくなり

「雨のMelody」で心臓が跳ね上がるほどドキドキしました。



MCも面白すぎたけど省略(えっ)

KinKi KidsのコンサートはグダグダなMCが楽しみですから(笑)




私が初めて彼らにときめいたのは13歳の頃だったか。

17年間。

細々と温めていた仄かな「好き」という気持ちが弾けて、

昨夜はもうただ夢中でした。



それと同時に、何故もっと早くにKinKi Kidsのコンサートに行かなかったのか、

何故もっと昔から彼らのテレビなりなんなりをこまめに録画したりしてなかったのか、

激しく後悔しました。



もっと早くに、もっと情熱を注いでいれば。と。

アイドルにハマってるなんて恥ずかしいという気持ちから、
親から何か言われるという後ろめたさから、

何故好きだという気持ちを遠ざけていたのかと。
何を言われても構わないと、何故思えなかったのかと。

ほんの少しの勇気だったのに。



昨日目の前にいた彼らは、成熟味が増した二人の男性でした。

私が初めて見て心奪われた少年は、

弾けるような元気なダンスと屈託のない笑顔の代わりに、

深みのあるとてもとても上質の歌声と磨き抜かれたダンスと
慈愛に満ちた眼差しを持っていました。



彼らの成長を見続けてたら、どんなにか楽しかっただろうかと。

あの無邪気な彼らも全力で愛せていたら、

それはどんなにか幸せなことだったろうと。

昨日のコンサートが幸せであればあるほど胸につのる後悔でした。




そして、昨夜は友人と楽しく年越しをし、

本日帰省しているわけですが…

その前に洗濯を済ませたいなと思い、ゴトゴト洗濯機を回している間、

何の気なしに、最近買ったKinKi Kidsの昔のDVDを暇潰しに見ていました。



10周年記念コンサートのなので、6年ちょい前か。

やはり少し今より若い。


屈託のない笑顔。少しやんちゃなトーク。楽しんで見てました。

「月光」という曲が好きなので、それを歌う二人を見たくてかけたDVD。

その曲が流れる中

私は泣いていることに気づきました。



最初は視界が涙でぼやけるなーくらいでしたが、

いつの間にか火がついたように、わんわん大声で泣いていたようです。

途中から声がもう出なくて、多分がーがーわーわー泣いてました。今でも喉が痛い(笑)




赤ちゃんみたいに泣いてました。

わかってたんです。

彼らに惹かれてから17年間、いろんなことがありました。

ある程度山あり谷ありの人生でした。



前を向く元気すらなく、身体はボロボロになり、

何故こんなに苦しい想いまでして生きねばならないのかと悩み、それでも生きるしかなくて、

毎日必死で、

そんな中で学校を卒業し、転職を繰り返し、結婚をし、悩み、もがき、



わかってたんです。

彼らを今やっと純粋に応援できる余裕が出来るのだと。

今やっと好きだと認識できる余裕が出来たのだと。

私はその日その日を生きるのに食べるのに精一杯だったから、コンサートなんて行けなかったんです。



でもそれは恥ずかしいことではなくて、

勿体無いことでもなくて、

当たり前のことだったんだと。

頭ではわかってたのに、今日初めてそれを実感したのです。




そしてそんな波乱万丈な私のろくでもない人生の間、

彼らはトップを走り続け、素晴らしいクオリティにさらに磨きをかけていて今もなお続けようとしてくれている。

本当にありがたいことだと思いました。

本当に奇跡だと思いました。




何も知らない少女だった頃から、

仄かに彼らに恋をしていました。

私も三十路になり、肌ツヤは衰え身体にもガタが来始めました。

彼らも目尻に皺が刻まれ、見た目も声ももう少年ではなくなってます。

でも、今やっと、私は初恋の続きができるのです。




生きてて良かった。


心からそう思えました。

そして、これからの人生、何があっても生き抜かなきゃいけないのだと知ってしまいました。

何があっても、

生きなければならない。




~優しさに包まれて笑ってた日々を
心に留めておきたくて~

「月光」のワンフレーズです。

私はまさにこうしたかったのだと思いました。

できないことがわかってて。

それでも留めておきたくて。

戻りたくて、戻れないから泣いて、後悔して。



~都会に流されて 変わっていく僕を
見下ろしていた蒼い月~

変わっていく僕に気付いて、悲しくなって、

でも、

私は流されて変わって行ったんじゃない。

自分の意志で変わったのだ。

それを認識していないといけないんですよね、もう。

人のせいにしていられない。

私が、選んだんです。

昔彼らに恋をすることをストップすることも。

自分の病気も、全部。

私が決めたのだから。




優しさに包まれて笑ってた日々。

そんな日々を宮城に置いてきたのも自分。

留めておきたかったら何が何でもやってみれば良かったんだよね。

今日みたいにわーわー泣いて、嫌だと言って、甘えて、拗ねて、媚売って、

やれば良かったんだよね。

出来なかった、したくなかったのは自分。




腹を括るという言い方は適切ではなく、

なんか変なものがポロリポロリと落っこちていくような感覚でした。

覚悟なんか出来てないけれど、

不思議に心は軽くて。

何もしたくないけど、何かができるかもしれない感じ。




今日という、お正月にこんなことを考えられたのは、
何かの縁ですかね。




さて、今日から、初恋の続きをしよう。

穴が空くほど彼の顔を見つめて、

彼の声に耳を浸して、

今から出来ることは、限られているけど、

もう初恋の少年は目の前にいないけど、

35歳のおっさんに、真っ直ぐな叶わない無謀な恋をしようと思います。



問題は、旦那がヤキモチ焼くねこれ(笑)なんじょすっぺ(笑)


本年もこんな変な奴ですが、よろしくお願いします。
あ、本当にKinKi Kidsいいですよ。
曲もいいし、格好いいし、オススメです(笑)




うん、今初恋の続きができて本当に幸せです。

あー恥ずかしい。

けど、いいや。たまにはこういうのも。

好きな人を好きだと言える幸せよ。