まりも風呂 -5ページ目

★一瞬

懐かしい 香がした

その一瞬で、

あの時の恋心が鮮明に想い出された


君は今、幸せだろうか

ふと、あの頃を懐かしむ

こうして想い出された記憶は、またすぐ消えてしまうのだろう
消してしまうと言った方が正しいかもしれない

この香は君が運んできてくれたのかい

僕が君を想い出すために


ごめんね、
忘れていたわけじゃないんだ


何度も君を想うのは辛いから

★強く

涙を流したら

すべて流れるなんて 嘘だ


余計、胸が苦しくなるじゃないか

余計、君を想い出すじゃないか


胸が苦しいのは 涙を流そうとしてるから

でも流した涙なんて

ほんの一部であって

何度も想い出しては

何度も涙が溢れる

完璧に傷を治してはくれない

それは 自分が強くなれるように

また傷口がひらいたときに

痛みにたえられるように



★生きる

この世は生きにくい。

たとえどれだけ自分を思ってくれる人がいても。


それを受け止められる自信なんてない。


きっと、傷つけてしまう、哀しませてしまう。

それなら、

私はいなくなりたい。

誰にも知られずに、遠くに行ってしまいたい。