21世紀は「心の世紀」
21世紀は「心の世紀」だと言われています。
物質的には豊かになり、情報も簡単に手に入る時代になりました。
しかしその一方で、目に見えない「心」の問題を抱える人は、むしろ増えているように感じます。
人に騙された経験。
信じていた相手に裏切られた記憶。
私達の想像を絶するような酷い経験をした人は、世界を見渡すといくらでもいます。
そうした出来事は、想像以上に深く心に傷を残します。
その傷は、時間が経てば自然に消えるものではありません。
無理に忘れようとすればするほど、かえって心の奥に沈んでしまうこともあります。
心は、無理に開くものではない
よく「もっと心を開いたほうがいい」「人を信じなきゃ」と言われます。
けれど、心はドアや窓のように、外からこじ開けられるものではありません。
傷ついた心には、防衛本能が働きます。
それは弱さではなく、自分を守るための自然な反応です。
だから、無理に心を開かなくていい。
無理に前向きになる必要もない。
大切なのは、自分のペースを尊重することです。
信頼は「待つ」もの
本当の信頼関係は、説得やテクニックで作られるものではありません。
相手が「この人なら大丈夫かもしれない」と感じたとき、自然と心は開いていきます。
こちらができるのは、
・否定しない
・急かさない
・答えを押しつけない
ただそれだけです。
沈黙の時間も、距離のある関係も、意味のないものではありません。
信頼は、待つことで育つこともあるのです。
なんちゃってカウンセラーより
専門家でもなければ、立派な肩書きがあるわけでもありません。
ただ、人の話を聞き、自分自身も失敗や遠回りをしてきただけです。
それでも一つ言えるのは、
心はコントロールするものではなく、尊重するものだということ。
自分の心も、他人の心も。
焦らず、比べず、無理をせず。
21世紀という「心の世紀」を、少しずつ、自分の歩幅で生きていけたらいいですね。