今日のプピーロでの一コマ。
朝のご挨拶で横一列に並ぶ子どもたち。

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すると、3人の男の子が何やらトラブル発生⁈
スタッフの先生が鎮めてくれるかと思いきやなかなか落ち着かない。

そこで子どもたちに相談。
「みんな〜一緒に考えてみてくれる?」
3人の男の子に経緯を聞いてみると、AくんBくん2人が隣になりたいなりたくないともめている様子。
もう一度どうして隣になりたいか?なりたくないか?を聞いてみる
Aくんは「Bくんが大好きやから❤️」Bくんは「チューしてくるからいやや」
その理由を聞いて大人はうふふって感じですが、彼らは真剣。もちろん他の子どもたちも一緒に考えてくれてる。

すると子どもたちの中から
じゃあ「今日はCくんと繋いだらいいんじゃない?」アイデアを💡

Aくんはそれでいいなぁって感じで、「いいよ」と即答。
だけどBくん何故か納得しない…
(まりこ先生トコトン付き合うでー)

「Bくんどう?それでいい?それとも何か考えがある?」
周りの子どもたちも一緒に考えてくれてるんですよね。その姿は真剣でその場からみんな離れない。あーこの空気と気持ち大事やなぁ。

するとBくんが
「Aくんがチューしないって約束したから、BがAくんの隣に行ったらいいんちゃう?」
と自分の言葉で伝えることができました。

その後の見守ってくれていた子どもたちの表情。ホッと安心したのと、仲間を思いやる気持ちでとってもあったかい雰囲気になりました。

4月から始まったプピーロはあと1ヶ月。
キラキラプピーロという自己尊重プログラムをやっているせいか、3歳児でもとっても穏やかに衝突がないんです。

それはきっと自分を認めてくれる仲間たちとの居場所に自分たちがいること。
そして何かあっても自分で伝えようと解決しようと思える子どもたち。

3学期は特に子どもたちが、先生に報告にきても
「〜ちゃんはどうしたい?」とすぐに答えを出さずに質問をします。
これはすぐには難しいけれど、習慣です。

一年ほど経って
彼らの中の自らの力で、伝えていこうという姿がたくさん見られます。

そうだよ‼️
大丈夫‼️ちゃんと伝えれば、わかってくれるよ‼️
そんなエールを送って一年を終えて、送り出して17年。
この気持ちはずっと変わらない。そしてこれからも。

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