Nomadアートスクール
基礎的なことを色々と学びたいとレッスンを受けてくれている生徒さん。
基本中の基本、デッサンのレッスンからはじめました。

鉛筆デッサン(立方体)
まずは簡単な形の素描からデッサンのイロハを学びます。基本的なことが分かればあとは応用するのみ。

白と黒だけでモチーフを描きます。
描き具合によってモチーフの情報(色、重さ、質感など)を説明することができます。

球体のデッサン
球体はちょっと難しいですが。
頑張って描いていました!!

形を描くことに少し慣れたら、着色してみます。
鉛筆で形を描いてから色鉛筆で色をつけてみる。

りんごを描いてみました。
デッサンとはモチーフをそのまま描写すること。
ただ、それだけ(形がそっくり描けるかどうか)が目的になってしまっては少しつまらないかなと思います。
レッスンをしながら、デッサンに対する気持ち的な部分もお伝えしています。

まずは目の前のモチーフに興味をもつことが大事かなと思います。
「あなたはどういう風なの?教えて」という気持ちでモチーフと接すると、いろんなことが見えてきます。

例えば、
りんごの軸は茶色ではなく綺麗な深い赤紫であること。
ヘタまわりの膨らみが美しいということ。
赤色は黄色やオレンジやピンクなどいろんな色が混ざっているということ。
描くということを通して、今まで自分が知らなかった世界を知る感動。
これがデッサンの醍醐味だと思っています。

見なければ描けない、描かなければいけないから見る。
色鉛筆で着色。
どうやったら、このりんごを表現出来るのか?
試行錯誤されていました。

私は少しポイントをアドバイスした程度で、あとは自分で考え工夫して描いていました。
やはり、自分で見つけ出すことが一番身になりますね。
しっかり重量感のある美味しそうなりんご🍎

この6回ですごい成長!!
短期間でこれだけ描けるなんてなかなか凄いです。

最初は絵を描くことに対して苦手意識があったようですが、ここで学び始めてから日常でも絵を描くようになったそうで、前より苦手だと思わなくなったそうです。

本人の前向きな姿勢の賜物ですが、そういう声を聞けてとても嬉しいです☺️

絵を描けなくても生きていくには支障がないけれど、絵を描くという行為を通して、たくさんの新しい世界を体験することができる。

楽しいし、ワクワクする。
世界を今までと違った見方をすることができる。

私は、そういう体験が他のすべてのことに繋がっているように思うのです。
アートの役割。。🤔❓
そんなに大それたことでは無くても、人生をより豊かに楽しむパーツのひとつや何かのきっかけになれば素敵なんじゃないでしょうか。


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