猛暑の中、抱っこ紐に保冷剤、ミニ扇風機2台を持って徒歩10分。時間通りに到着。インターフォンを鳴らすとすぐに男性が対応してくれた。この男性が『園長の〇〇です。』と言うのでちょっと驚いてしまった。自分と変わらないくらいの年齢、ほんのり日焼け、ちょっとツンツンしたヘアーでスポーツ系のお兄ちゃんという感じ。。。。私の中の園長先生はおっとりしたおばあちゃん先生だったから意外過ぎる見た目で、出だしから驚かされたびっくり

 

 その園長先生は丁寧に説明しながら案内してくれた。私はいくつかの保育園で派遣看護師として働いたことがあったので、保育園の風景というもの少しは知っていたが、最初にみた0歳児のお部屋をみて、この保育園は自分の知っている保育園と感じた。子供用のトレーニングジムみたいな見慣れない大きな遊具が二つお部屋の中にある。これがモンテッソーリか…びっくりして園長先生の説明はちょっと正確に覚えていないけど、一つは四肢を動かすための遊具とか言っていた。

 

 1歳児クラスも見ると椅子と机に座ってそれぞれの園児が違うことをしていた。絵本を読んでいたり、パズルをしていたり、何かをつくっていたり。園長先生は子どもが選んだ遊びをやるのを見守るという形であると説明してくれた。そうそう、モンテッソーリ教育法を調べていたときにそんなことが書いてあった。

 2歳児クラスでははさみを使っている子もいた。2歳児ではさみを触らせる保育園は数少ないらしい。もちろん先生がすぐ横で見守っている。その教育法から個別の対応が必要なせいか先生も多い気がした。私が園長先生に「先生が多いですね」というと、そう思うけどそれを言ったら先生達から怒られるから言わないようにしていると話してくれた。働いている保育士さん達にすれば人手はたりないと感じるらしい。それだけ負担も多いということかな。うーん。まあでもそれを保育士さんたちが声に挙げられて、園長先生が把握していて見学者にも隠さないという点は良いのかな。

 

 3歳から5歳児クラスは縦割り。上の子は下の子の面倒をみたり色々教えたりし、下の子は上の子をお手本に覚えていくらしい。兄弟みたいな役割を経験できるようで、一人っ子の我が子にとって良い。そして年齢が同じ子だけではないことで、成長の差や不得意なものが隠れやすいようだ。私がこんな意識が高そうな保育園で、成長がゆっくりな我が子がついていけるか心配だと漏らしたときに、園長先生がそう説明し、大丈夫だと言ってくれた。もともとモンテッソーリは知的障がい児の療育に取り組んでいたことを後で知った。なるほど。

 

 またこの保育園では食育に力をいれていて、園庭にはトマトやキュウリなどの野菜や、ミカンの木などがあり、米も田植えからやっているようだ。園内にある給食室では何とインスタをやっていて、保育園で出されるとは思えないほどクオリティが高く、映えている行事食や誕生日ケーキの写真を見せてもらった。もちろん見た目だけではなく、食べることに興味をもってもらうために色々工夫されていた。他にも郷土料理や世界の料理を提供し、その際にはその地域についての学習もするらしい。イベントの様子やインスタから栄養士さんたちの意識の高さと熱意を感じた。

 

 自主性を尊重するモンテッソーリ教育はやり方や環境によってはデメリットもあったり、合う合わないはあるようなので、それが正解かは分からないけれど、少なくともこの園は熱意があって、オープンで良いなと思った。

 

 それにしてもこんな保育園もあるのかあ。保育園見学って勉強になるなニコニコ