① 小学生メンバーで教室にいた。


休み時間、電車の連結部分のような廊下に出て、私とXちゃんとYくんは話していた。


Y 「この状況だけど、旅行に行くべき?」


私「絶対に行くべき!どこにも行かず我慢してこんな事 (体調不良) になっていたら世話ないわ。...皆には申し訳ないけど、自分の人生だから。」


私は自分の体調の変化を始めた。


神経がおかしくなった事にYくんは同情し、Yちゃんは少し引いていた。







② もうすぐ50分か...

教室は真っ暗だが、腕時計は はっきり見えた。


次の授業が始まりそうだ。


次の教室は、D64の5棟...


「え、Xちゃん次もここ?皆もここ?私だけ移動教室?」

 ...まぁ仕方ないか。


既に始まりかけた次クラスの授業中にそっと立ち、黒板隣のドアをそっと開け、抜け出した。


先生は恐らくこちらを見ているんだろうなとは思いつつ... すみませんっ!タタタ




あー荷物が重い...

コートやら羽織りやら紙袋やらで、両手はいっぱい。


渡り廊下の大きなクリスマスツリー付近で、後輩のクラスがコーラスを練習している。

休憩中かな、和やかな雰囲気だ。


私は、やや無重力空間の中、足を前に進める。




外に出ると、広いショッピングビル街のような場所だった。


左には、暖色の光を放った一際目立つスタイリッシュなビルが建っている。

ブロンズの馬の像も建てられてある。


各ビルには番号が書かれているが、D64がない。


あのビルは808だし...




あれ?

ブロンズの馬の像に隠れていたが、目を惹いたビルには、D64 5と刻まれてある。


ここか!!




早速中に入ると、地上階はファッションフロアだった。


右手には、大人数乗りの豪華なエレベーターが4〜5機並んでおり、その内の1機の扉がちょうど開いた。


ラッキー!

急いでそこへ向かい、飛び乗った。




ええと、私は23Fか...


皆それぞれ階ボタンを押す。


えらく高い位置にボタンがあるな。

1... 8... 22... ああ、23Fは誰も押していない!


2m近くある大理石の壁を這い上がり、ようやく23Fのボタンを押す事ができた。


「右端のボタンも押さなくてはいけないよ」

背の高い (シェフ?の) 男性が、ひょいと押してくれた。


「ありがとう!」


私は彼に抱きついた。