1番目のドア
ドアを開ける前から部屋の前に赤いビロードの素材にゴールドの飾りがあしらわれたベッドルームに髭をたくわえた王様が眠っていたのが視えてしまった。
まだリサから入っていいと言われていなかったことに気づき、リセットして、
ドアノブに手をかけて開けた。
目の前の鏡を見るようにうながされ、
一瞬だが男性の姿が映ったが重なって女性に変わった。
その時点から、この女性は王様の娘だということがわかり、それが私だった。
王様は世継ぎとして男の子を心待ちにしていたにもかかわらず、女の子が生まれたのだ。
王様は私を男の子のように扱い、洋服も男の子の格好をさせ、立ち居振る舞いまで男の子として育てた。
名前もjollyという男でも女でも使えるような名前にした。
女王は口答えなど出来ない。
私は、それが嫌で嫌で仕方なかった。
成人になり、王様は病に倒れ、帰らぬ人になった。
女王も数年後に後を追うようにこの世を去った。
私は物凄いストレスを抱え、徐々に身体はむしばまれていった。
両親が亡くなった後、女性らしい洋服を着たくなり、
化粧をし、自分を飾る幸せをひと時の楽しみとしたが、それも長くは持たなかった。
2番目のドア
次のドアを開けると開いた窓から外の景色を見ていた。
知人男性から呼び出されて部屋に通されると、すぐに口論になった。
自分では気づかなかったけれど、たまにやっかまれることがあったようだ。
その男性が8階くらいの高さの窓から私を抱き抱えて放り投げた。
私は落ちゆく時間をスローモーションのようにとらえ、その男を見つめながら何故殺されることになったのかを知った。
3番目のドア
私は書斎で書き物をしていた。
その当時女性が書き物をすることなど認められる時代ではなかった。
部屋には本棚があり、所狭しと哲学や小説などの書籍が並べられていた。
その横には大きめの管楽器、その他にいくつかの楽器が飾られていた。
そこへ男性の来客があり、突然、大きな本棚を私の後ろ姿を目掛けて倒した。
私の身体を飲み込むかのように。
ここでも、身に覚えのない仕打ちで殺されてしまった。
過去世の記憶は全て持って来れない。
成長に役立つものだけを持ち込む。
微妙な形で影響される。
この過去世ワークで何に気づくか
そのトラウマになっているものを認めてあげることが必要
















