夫が先立ち、元気でのびのび暮らす女性もいるが、母はそういうタイプではなかった。
看護師人生を歩み続けて50年。
父が亡くなってから、母は塞ぎ込みがちだった。
もっと図々しく生きられたら良かったと思えてならない。
寂しさと持病もあって、一年半の闘病の後だった。
私はそんな、母の姿を見て、私はこういう人生は歩きたくないと思った。
母はもう限界だっただろう。
繋がれた管も外そうとするから、ミトンを装着させられ、呼吸器MAX。
もう勘弁してあげてと。
病院から連絡が入る1時間前頃からなぜか、起きてしまい、なかなか眠れなかった。
お嫁さんからの連絡で病院まで走り、3人で確認をした。
そのまま、お馴染みの葬儀場。
私の時もここだろう。
通夜までの間、安置してもらう。
無事に通夜、葬儀を終えてから、八事の火葬場へ。
骨壷に納められた母だった骨たちを、それぞれが持ち、葬儀場へ戻る。
初七日の法要をして、おもてなしの会食。
母もホッとしているだろうな。
父の時みたいに数カ月して私の前に現れないで欲しいな。笑っ



