一番大事なのは部屋の外です。その地域に本当に住もうと思えるのかということが大事です。戸建てもマンションの場合も、街との関係は後々重要になってきます。物件自体はリノベーションで本当にどうにでもなるので、表面的なものをみて判断しないことも大事です。
構造に関することは、見ても素人ではわかりません。一戸建ての場合、問題があればリノベーション設計者が補強するべき内容を提案しますが、工事着工後でないと分からないこともあります。どうしても購入前に詳しい調査をしたいのであれば、中古住宅の建物調査（インスペクション）を業としている専門会社があります。費用は一軒およそ30万円ほどです。ただし、売主に調査を拒まれたり、スケジュールが合わずできないことがあるかもしれません。マンションでも、もし大きな構造的問題が発覚していれば、購入前に説明されるので買う人はいないでしょう。
■まとめ
ご自身やご家族が、”暮らす場所”というのは安心できたり快適であったりした空間でありたいものです。最近では、その快適さを求めて、自分好みの空間を作ることができるリノベーションが流行っています。新築よりも安く購入できて、快適な空間を作ることができるのならとてもいいですよね。ただ、中古住宅をリノベーションするのにも様々な注意点があります。既存の設備に故障がないか、欠陥住宅ではないか、マンションの場合共用部や外観も重要になってきます。家やマンションというのは購入してしまえば、気に入らなくても簡単に手放したりできるものではありません。大きい買い物だからこそ、慎重に下調べをし後悔のない買い物をしたいものですね。
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