気がつけば、２０１４年が明けていました。宴会で飲みすぎて、頭がもうろうとして転んでしまった私・・。初詣でひいたおみくじも落としてしまったし、ついてないわぁ。
そういうわけで、なんにもお見せするものがないので、昔の話でも書きますね。
それは私が中学校の２年生だった頃、よく遅刻していた私はその日も大幅に遅れて教室に入ってきました。私のななめ後ろに座っていたK子ちゃんがなにげなく見ていると、私はかばんの中から子猫を何匹も取り出して、机の中に入れたそうです。（・・以下の話はK子ちゃんから聞いた話で、私は覚えてないんです。
）
「なにしとんがだろ！？この人！！」
子猫がミャアミャアいって机から出ようとするのを、私が一生懸命机の中に戻していたのですが、先生に見つかって外に置いてくるように言われてしまいました。その時、一緒について来てくれたのがK子ちゃんでした。
学校の向かいの雑貨屋さん（パンや文房具を売っていたお店で、今でいうコンビニみたいなお店。）に入っていった私は冷蔵庫から牛乳を取り出すと、「おばちゃん、この牛乳あっためてネコにやっといて～。それから、風邪ひくとあかんからコタツに入れといてや～。」と言ってお店のおばちゃんにネコを預けたらしいです。（・・なんつー大胆なことを・・。）
放課後、ネコを引き取りに行った私たちは、学校中をまわってネコの引き取り手を探しました。ほとんどがもらわれていって、１匹だけ家に連れて帰ったような気がします。それからよく、K子ちゃんの家に遊びに行くようになりました。
「マリコ、変わっとっから有名だったけど、それまで遊んだことなかったんよね～。」
「変わっとるけ～？」
それから何十年たって、K子ちゃんはちがう町にお嫁に行きましたが、今でも年に何回か会って遊んでいます。それまでクラスが変わると友達も変わっていた私に、ネコの神様がホントの「友達」を見つけてくれたのかもしれないな～と思っています。
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