7月


凛としたエネルギーを放つには


プロの世界で生きている方はどうされてい
るのかと
日本人フローリストパリジャンの久美さん
教えていただいたお店を思い出し、14区に
あるお花の大御所と呼ばれている
Georges Françoisへ行ってきました。




ところで、大好きな久美さんが私のこと、
レッスンのことをこのように綴って
くださいました。

女性たる存在、花のように美しくあれ

私の職人魂がより一層強くなり、仕事だけではなく

こだわりを持って日々、生きるようになったのは

久美さんの存在無しには語れません。

お花の角度によってお花の魅力は
異なると久美さんが仰っていましたが、
これは私たちにも同じことです。


私が意味するものは顔のパーツではなく、
歩き方、姿勢の部分です。




私たちが鏡で確認する時は真正面からしか意識をしませんが

他の人は真正面から見るだけではありません。

後ろ姿、横側といった多方面から見られています。

歩いている姿も同じです。

数あるお花でも凛と放ったエネルギーのお花は

一瞬にして空気を変えます。


同じくして凛と放ったエネルギーの女性は
一瞬にして空気を変えます。




凛と放つための方法は美しいお花を
生活と融合させて心で感じることからでも出来ますし、

自らの姿勢や歩き方を変えることからでも十分に出来ます。




死をみつめる事は生をみつめる事


kokoさんのブログを拝読していて
通じるものを感じました。


死をみつめる事は生をみつめる事  




私も時々、自分の最期の時を
綴りますが、それはkokoさんの
言葉である

「死をみつめるということは暗いこと
 でもネガティブなことでもなく
 生を見つめることにほかなりません」

ここに全く同感なのです。


私が日々、過ごしながら決して忘れてはいけないと思うことは
人はいつか、遅かれ早かれ死が訪れるということです。




それは突然の事故かもしれませんし、

病かもしれませんが分かりません。

意外とこの点を見落とされている方が多くいると思います。
ただ、それはいつ、その時が来るかは誰にも分かりません。

その時が来てからでは遅いのです。

私はいつも問います。

「明日、この世から去っても大丈夫か?」と。

私の毎日の答えは

「大丈夫ではないけれど、悔いはない」と。

その気持ちで日々、過ごすことが私の最期の言葉

いるではなく生きた」

「我が人生に悔い無し」
なのです。

全ては私たちの存在も含めて無限ではなく有限の存在です。

日々、丁寧に生きることがエレガントとなり、後悔のない

人生を自ら創ることになります

死をみつめる事は生をみつめる事
私たちの人生に大きな華を・・・






背中の美しさ


夏でも要注意なのが、姿勢です。

姿勢を保つのは腹筋と背筋の力
が非常に必要です。

背中に一本筋が通っていると
いうのは身体の芯を作ります。

この芯がなければ腹筋もデコルテの筋肉も落ちます。

バックが美しいドレスや洋服を着こなすのも背中の美しさ、
それは手入れをされたというよりも絞まった背中の筋肉です。




そして、その美しい背中は
スポーツジムへ行かなくとも
日々の意識のあり方で創ることが
出来ます。

背中が美しい女性はセクシーであり、
凛としたオーラがあります。





私の夢のカンヌのレッドカーペットは
背中が大きく開いたシャネルの真っ赤なドレスです




フランス女優の美しさ


私の好きなフランス女優の一人が
ヴィルジニー・エフィラです。






ヴィルジニーは太っている訳ではありませんが

日本の女優やハリウッド女優のようなスレンダーさはありません


が、彼女の肉体美がオーラとなっています。



彼女の持つ凛とした強い雰囲気に加えて、
フランス人らしいセクシーな肉体美が
好きで彼女を見る度に、たくさん刺激を
いただいています。


彼女を見ていて感じることは
魅力的な肉体美は痩せている身体から
は作られないということです。




昔はハリウッド女優の鍛えられた
身体が好きでしたが、今はフランス女優
の身体に惹かれます。


決して細くはありませんが

年齢を重ねるに連れて必要なスキルは

フランス女優の身体だと私は思っています。

そして、肉体美に加えて必ず必要な
ものはスパイスとなる生き方です。

ただ肉体だけがセクシーではまるで品がありませんので、

そこで格好良さ、キレのある雰囲気を出す
ことは凛として生きること、
自分軸を持って生きることです



肉体美と生き方が1つになり

女性からも男性からもセクシーだと
称賛されるのでないでしょうか。

セクシーな肉体美、セクシーな生き方を
していれば20歳年上でも20歳年上でも
年齢は関係ないということです。

一言に・・・



美しいから仕方ないのです。
美しい女性の勝ち(価値)なのです。


フランスの土地に根付くために必要な

もう1つのスキル


私は時々彼の働くブラッスリーで時を過ごすことがあるのですが、

彼の働く同僚やオーナーが私が来る度に

「彼女は歩き方が美しい!」



と彼に伝えるそうです。そして、ブラッスリーに来ている

お客さんも私が彼の妻ということを知ると

「貴方の奥さんは美しい!」や
「堂々とした風格がゴージャス!」

と実はかなりのお褒めの言葉を
彼は聞いているとのことでした。

彼は何故、私に話さなかったかというと

「自分の妻が美しいのは当たり前だから」と

何ともフランス人らしい感覚です。




そして、フランス人は美しさにプライドとリスペクトを持っている

人種でもあるので


外国人である私に称賛に値いする言葉を

いただけたのは本当に嬉しく、


私が信じてきた美しさの理論が少しずつ認められ始めてきたという

感覚でした。

当たり前ですが、いくらスキルが
あっても「この人から習いたい!」
と思われるのが、私の仕事では大切なスキルでもあります


私がフランスの土地に根付きたい
理由の1つは「日本人」としてのプライドです。

いつも日の丸を背負い、
ハイヒールを歩いています。







二人の軌跡と奇跡


カップルの数だけ歴史がありますが、

私たちが出会った当初の歴史も一生分と思う程、
今、思うと過酷なものでした。


一体、エベレストの山を何度、
登ったかという程でした。




奇跡というのは必然の人、必然のタイミング、必然の事に
対しては何度も起ります。

正しく表現すると何度も起き続けます

自分が選択することで周りの人が全てハッピーになる
結果にはならないことはありますが
それは、

その人の人生でもあります。




そこから学ぶことで一瞬はハッピーではないかもしれませんが、

向上心の強い人であれば、必ず最善の結果を自ら掴むのです。


人生という大きな時間軸で見ると、その人にとっても経験から得られる
大きな収穫があり、


少し冷たい言い方ですが、それが出来ない人は、

それまでの人生なのです。


お話しがそれてしまいましたが、
二人が一緒に生きるとなるまでは、たくさんのことがあり、二人で
学びながら成長しながら二人の中で掴んだ

オンリーワンの愛です。


本当の愛を知らなかった女性

愛は痛いものだと心を閉ざしていた男性

この二人が愛し合い、そして
Peterが生まれました。