3月



年齢を重ねれば重ねる程、必要なスキルSexy


私がパリに渡り、美しいと鮮明に残るほど印象深い女性は二人です。

以前インタビューをした
Valerie
とbelle maman(husbandの母)です。

belle mamanのことは以前、このようにブログで綴りました。

私の愛するもうひとりのbelle maman

今は亡きbelle mamanですが、Valerieと共通していることは
美しいだけではなく、セクシーで飾らなく格好良いところです。




身体から放たれるフェロモンは女性の私でもドキドキしてしまう程
ですが、生き方はまさに男性的です。

さっぱりと強く、媚びない。



しかし、自分の欲したいものへのエネルギーはまさに勇ましいです。
なので、恐らくセクシーと強さが融合されているところが女性も男性も
魅了してしまうのだと思います


これは私がよく名言としているセリフの1つなのですが、
素敵なmake loveをしている女性は私はすぐに分かります。



身体に触れると肌の潤いが全く違います。make loveそのものの
数ではなく、いかに心も身体もときめくかということなのです。


素晴らしいmake loveをしていればエステはいらない程、
高級エステと同じかそれ以上の効果が女性にはあります。

そのように女性が感じる時は男性も同じことを感じているので
余計にお互いが良い関係のスパイラルに入ります。

少子化の日本ですが、これは政府だけの問題だけではなく
個々にどう異性に対して生きているかというのも捨てきれない
問題です。

女性は結婚をしても出産をしても女性です。



仕事も諦めてはいけませんが、女性が最も捨ててはいけない
ところは女性であり続けることです。

私たちは動物の1つにしか過ぎないので、もし、女性が諦めて
しまえばパートナーである男性も他の雌(女性)に目が移る
ことは本能です。

フランス人女性から学べることの1つは美しさもですが、いかに
セクシーで生きるかという真髄だと思います。

それも年齢を重ねれば重ねる程、必要なスキルがセクシーです。



さて、そのセクシーをどのように出すかは雑誌や参考書を見ても
習得できません。

何故ならば、それは感じるものだからです。

そして、セクシーにも格があります。

それは「間」です。

「間」がない女性は品に下という字がつき、「間」がある女性は
品に上がつき「上品」、すなわちエレガンスな女性となります。

どちらに品を置くかで引き寄せられる男性も異なります。




丁寧に歩くとは丁寧に生きること


エレガンスは心なくしては作られるものではありません。

ハイヒールで歩くことは筋肉とテクニックが必要ですが、

二つの土台の上に立つのがエレガンス、

即ち、心を込めて歩くということです。




全ての動作に共通して言えることですが、「心、ここにあらず」の
時は別のことに頭が言っているので

立ち振る舞いが疎かになってしまいます。

第三者からの目にはエレガンスとは無縁、「雑」にうつります。





ハイヒールで歩くと「エレガンス」は天と地の差ほどはっきりと
現れます。これもハイヒールが教えてくれることの1つです。

共通して言えることは全ての動作に心を込めることです。




ハイヒールで歩く時は片時も筋肉の意識を抜く時はありませんが
身体の部分と同じように片時も抜くことがない意識は「心」です。

心を込めて丁寧に動作をする時は

必ず気持ちもついてきます。

いつも丁寧に歩くということは

人生を丁寧に生きるということにも繋がります。






バカンスとハイヒールの私流の付き合い方  


当初は1泊のプチバカンスでしたが、3足のハイヒールを旅のお供に
連れていきました。

理由は勿論、美意識を保つためです。

お食事の時は必ず高いハイヒールでいただきますが、高いヒールは
いくらワインがすすんでも、お食事でお腹がいっぱいでも身体の緊張感
を保ってくれます。





化粧室へ立つ時や食後の歩きだけではなく、

座っている時の足元の緊張感が自然と上半身の腹筋へと繋がり

筋肉が抜けません。


そしてテーブルから上は上半身が美しさが決め手となりますが
緊張感のお陰で姿勢が保たれて美しく見えるのです。


勿論、高いハイヒールは歩くだけで筋肉量が全く違うので

立ったその場から身体は勝手に運動を始めてくれます。


そして、普段でもそうですが、ベビーカーではなくPeterと手を繋いで
歩く場面がある時は私の持っているヒールで1番低いジミーチューの
10cmのヒールです。



空港内でもそうですが、Peterが元気に走り回るので突然の行動に出た時に

私も追いかけることが出来るのが私のジミーチューのヒールです。


普段は15cmのヒールで仕事をしている
ので5cm低いと私の感覚は、まさにフラットシューズなのです。

バカンス中はリラックスして楽しむことはとても大切です。





しかし、いくらバカンスでも

愛する男性の前では美しくありたい。


ふと、鏡を見た時に

鏡に写っている自分が美しいと思える

自分でありたい。




とても小さなことですが、美意識とは表裏一体なのです。

私はバカンス先でもたくさんの素敵な出会いがありますが、それは
ハイヒールと意識を保てるマインドと思っています。



異国の土地はたくさんの出会いのチャンスがあります。

そのチャンスを生かすも生かさないのも自分次第です。



笑って話せる時がくるのを信じて  


生きている中で誰しも笑えないことはあります。

私には笑えなかった時、瞬間がこれまでの人生に2度あります。
この二つ笑えない時、瞬間は時が経った今でも鮮明に蘇りますが、

それでも人生を振り返り、この経験が人生の醍醐味として

別のかたちで私に返してくれ経験として深みとなって現れ、

底力がパワーとなり今を生きる力となり、


やはりどう考えても感謝の気持ちしか

残らない今です。




人生、どうにも出来ないことはたくさんあり、


もしかしたらこれからも生き続ける上であると思いますが、


何を自分が信じて、何が必要かと
環境や価値観の変化に合わせながら決断をし、


決断をした自分を強く信じて生きていくのが

その人らしく生き続けられるのではと思います。

笑って話せる時がくるのを信じて・・・・






言い訳をしている場合ではありません・・・


私が美意識を保つ上で重要だと感じているのは

日常の習慣として当たり前のこととして

溶け込ませてしまうことです。



歯磨きをしたり、顔を洗ったり、お風呂に入ったりと同じ感覚です。


私の語学にも言えることですが、皆さん、
「言い訳をしている場合ではないのです」



美しくハイヒールで歩けるまでの期間  


新しくレッスンをお申し込みをいただく方から多い質問の1つに

「美しくハイヒールで歩けるようになるには

どの位の期間が必要ですか?」

ということです。

正直なところですが、1回のレッスンでは難しいというのが答えです。

1回のレッスンでの収穫は、

これまで歩いていた自分の歩き方、

意識をいかにせずに歩いていたのか

というのが分かるのが1回目のレッスンです。





3回、5回のレッスンを重ねて、意識をすること、

意識をする箇所がようやく頭と身体でコネクトし始めます。

そして、ここからがスタートといって良いでしょう。
興味深く、面白い世界に入ります。

ハイヒールレッスンの初期は意識をいかに身体にいれるかに

フォーカスします。どこの筋肉をどう動かすかということを

徹底的に叩きこみます。


実はこの感覚、意識が難しいのでかなりの時間を要します。


そして、次なるステージは筋肉強化に入ります。

ハイヒールで美しく歩く筋肉は脚を美脚にします。





一般的はに部分痩せは出来ないと言われていますが、

物凄い筋肉をピンポイントで使うので適度に筋肉のついた
真っ直ぐな脚は可能なのです。

そして、その過程がすぎると

エレガントに魅せるテクニックに入ります。
ちょっとした仕草1つで印象が変わるのです。





歩くということはまさに美の表現なのです

どの世界でも同じですが 「これでもう終わり」

というのはないのです。

自身が成長していく過程で必ず次なる目標はあります。
「ここまでにこうしたい・・・」というゴールも必要ですが、

階段を昇る度に自然と新たなゴールが生まれるのも

ハイヒールレッスンです。

人生とどこか似ているのが

ハイヒールレッスンなのかもしれません。