8月


結婚の価値観  


以前から婚活という言葉が流行っていますが、私の結婚感は

二人の愛の延長線上にあるものだと思っています。





結婚が目的、ゴールではなく、人生の通過点だと思っています。

フランスに住んでいると

素敵なご夫婦は日本に住んでいたときよりも

遥かに多く見ることができます


それはお互いに男であり、女であることをやめていないからです。

外から見ていてもSexyなのです。




そんな両親を子供達が見ていて,結婚しても男女の仲は変わらない

格好良いままというのも思い込みになります。



カップルの数だけ愛のかたちも違うので、二人にしか分からない二人だけの
愛のかたちを育んで成長していくことが素晴らしい結婚生活になると思います。





自分の人生に恋していますか?  





ワインを飲みながら、本を読んで何気ない日常が幸せ。

ここに住んでいることが幸せ。

目の前に愛する彼がいて幸せ。

愛する人に囲まれていて幸せ。

私の人生は素晴らしいと思う。

そして私自身も愛らしくてたまらない。





呼吸をするたびに幸せを感じて過ごしていました。

私は自分の人生に恋しています。


私の中のセミリタイア宣言  


私のセミリタイアとは

人生を楽しむことだけしかしないと

決断をしたのです。





自分のこれまでの人生を振り返ったときに、本当に人生を味わって
いるのか?とも自分に問いかけてみました。

それはNoだったのです


日々の生活では東京にいる時よりも時間の流れもゆったりしていて、
リラックスはしていますが


大きな時間の流れで見たときにいつも先のことのために行動をしていて

「今」という時間を本当に味わっていなかったのです。

husbandと一緒にいる「この時」をもっと味わいたい、Peterの成長を
「今まさに」感じたいとシンプルに強く思いました。




これは、私の中のセミリタイア宣言なのです

意味深なセミリタイア宣言ですが、

レッスン自体にもブログにも全く問題はないのでご安心ください


美しさは自分から取りにいく  


美しい女性を見ていて感じることは、

美しさを自ら取りに行っていることです。

決して受け身ではなく、アグレッシブなところが共通しています。





私のレッスンでもそうです。

生徒さんが変化するのはやはり本人の力なのです。

レッスン中に私から学ぶテクニック、

感情やエネルギーのありかたを個々の人生に反映させるか

そこまでにするかは受け身の状態では変わりません。




レッスンを受けた後に吸収したことをアグレッシブに人生に

反映させることがとても大切です。

受け身とは他人任せなので、

他人任せのままでは美しくはなれません。
美しさは受けているだけでは活かされないのです。





受け身の状態というのが

今の日本女性の目指す身体なのだと思います。

目的を達成した後の目的がないと

情報に踊らされて受け身の状態です。


日本ではモデルが通るとその細さに憧れの眼差しで見ますが、パリでは
モデルが通ると「細すぎて気持ち悪い。可愛そう。」と男女共に言います。

美しさを自分から取りにいく

野獣的な欲望、強さも又、1つの美しさなのです。





写真を撮られる瞬間に

何を考えていますか?


突然ですが、写真を撮られる瞬間に何を考えていますか?

シャッターを押すときの感情、イメージが
そのまま写真に現れます。


フランス人は写真の撮られ方が普通の人でも上手いです

フェイスブックを見ていて面白いと思うのは「モデル?」
と思うほどポーズの角度や雰囲気が出ています。




自分の美しいところをしっかりと知っているので

瞬時にシャッターを切られても様になるのです。

静止した状態でも

バシっ!とオーラと雰囲気が醸し出せるような写真作りを
心がけてみてはいかがでしょうか。





それを醸し出すテクニックは、

しっかりとイメージを作ること。
そのためのネタを探すこと。
そして大切なことは、なりきること。


お金の哲学  


お金は汚ないもの、お金稼ぎは悪いこと、心がない等、お金にまつわる
たくさんの事が日本の文化の(悪い:まりりん注)特徴の1つです。


数年も前ですが、ロバートキヨサキ著の「金持ち父さん貧乏父さん」を
読んだのがきっかけで、お金の哲学を学ぶようになりました。





日本の教育は素晴らしいサラリーマンを作るための教育が軸になって
いますが
、お金について小さい頃から教育の1つとして入れるともっと
日本の未来も変わるのではないかと思います


私の好きな本の一節です。

"
全世界のお金を集め、それを全人類に平等に分配しても

すぐに元の少人数の人の手に戻ってしまうでしょう。

引き寄せの法則は愛に従わなければいけないからです。


つまり、お金のことを良く思っている

数パーセントの人々が磁石の様に

お金をまた引き寄せてしまうからです。


愛の力が引き寄せの法則に従って世界中のお金と富を動かしています。"


私にとってお金は愛で、そして無限なる自由なのです。






1歩の力の大きさ  


大きな目標を持つことも大切ですが

その目標達成のために、今出来る自分の限界をコツコツ地道に頑張り、

諦めなければ絶対に目標を達成出来ます。

私はこれをマラソンで学びました。




マラソンは42.195㎞と過酷な距離です。

スタートを切って数分もしない間に「ここから42㎞もある」と

頭によぎると。。。。走りきれるか不安やパニックに近い状態になります。

(他の方は分かりませんが・・・。)


なので、42㎞という大きな目標を持ちながらも

あまりそこを考えないようにして今、踏み出す1歩

に集中して他は考えないようにしていました。





ダイヤモンドヘッドの長い坂を走る時も頂上を見ると嫌になってしまうので、
ただひたすら自分の踏み出す1歩を見ながら走っていました。

そうすると、その1歩が坂を上り、42㎞のゴールへと辿りつくのです。

大きな目標と確実な1歩を

コツコツと続けることが

何事も成功への近道だと思います。


努力をして掴んだ成功は未来に何があっても崩れることはありません。

例え崩れても再び立て直す術を知っているからです。

1歩の力の大きさ、パワーは偉大です。



思い込みと身体の関係  



「食生活に気を使われていますか?」という質問を多く受けます。
これは、体型維持の為のカロリーコントロールの意味なのですが

私の場合はダイエットに興味がないので

細かろうが太かろうが関係なく、興味があるのは

女性らしいbodyに引き締まった

身体のハーモニーなのです。




細くてマッチ棒のような身体よりも

多少太くともハーモニーがある身体の方が魅力的だと思います。


食べること、飲むことに完全な自由を手に入れた私は本当に
幸せを感じています。

今はハイヒールだけで身体を作っていますが、時間に余裕が出来たら
ダンスを再び始めたいと思っています。

それは、痩身が目的ではなく、女性らしい曲線美を作るためです。


身体が細い華奢だけのBodyよりも、

女性らしい曲線美とハーモニーと適度な筋肉があるBodyの方が

魅力的だというのが私の美の価値感です。






公園の中のレストラン  


昨日は近所のParc Montsouris(モンスリー公園)の中にある
レストランでランチをしてきました。

公園の中でも優雅な雰囲気を感じるのは

働いているサービスの方の力が大きいと感じました。

1人1人話し方も立振舞いもエレガントなのです。




そして、自分達の仕事に誇りを感じて

仕事をしているのも伝わりました。

エレガントは心です。
心を込めて何かをする。心を込めて話す。


そういった心が動作となり、立振舞いとなり雰囲気を醸し出します

実際に、その心を表現する技術は必要ですが、基本は全てはからです。

格式の高いホテルもそうですが、そこで働く人の心と誇りがその場の
雰囲気を作ります。





それがプロフェッショナルです。

こだわりを持って仕事をしているところで食事を楽しみ、時間を費やし
その敬意に対して対価を支払いと思います。


後ろ美人  


フランス人は、美しいものは美しいと嘘をつかずに言葉にします。
これは女性も男性も同じです。下心がある人も中にはいますが(笑)





美しいものに対して放っておかず、

リスペクトし、それを称えます。


なので、私自身がパリで日常生活を送る上で、自分の美に対する
1つのバロメーターに使っています。

多くの女性が正面姿、特に至近距離の顔のパーツだけを
気にしています。


鏡を見る時に、顔と鏡がくっつきそうな状態で、

シミや皺、メイクのノリをチェックしています。




しかし、実際にはそこまで至近距離で話しをする人は


パートナーくらいではないでしょうか。


殆どの人はもっと遠くから見ています。
それも正面だけではなく、横からだったり、後ろからだったり・・・。




自分の意識をしていないところで他人から見られている事の方が
意外に多かったりするのです。


特に後ろ姿というのは

自分でも確認する事が出来ないので盲点です。

後ろ姿も上半身の筋肉の使い方が美しさを決める大きな
ポイントです。

まずはデコルテをしっかりと張ること。


どのくらい張るかというと、デコルテを張った時に横の筋肉が引っ張られて
痛いと思うくらいです。


特に日本人はただでさえ、猫背になりやすい
ので、そのくらいで丁度良いくらいです。




デコルテを広げた状態に保つ背中の筋肉、肩甲骨のあたりの

筋肉も意識する事が必要ですし

そして、その時に腹筋を落とさない事も必要です。

もう1つ、視線も落とさないことも。

意外と視線が無意識に下を向いている人が多いのですが、視線が
下がれば、首が前に来て後ろからみても美しくはなりません。

姿勢を美しく保つには、やはりここでも筋肉なのです。

美しい姿勢も1日にして成らずです。