私の実際の業務でもあるので、厚生労働省のHPをよく読んでいます。
いろいろ書いてあり、Q&Aは更新されているようです。そして、とても大きな疑問点として、労災問題があります。
厚生労働省のワクチンQ&Aにこんなことが書いてありました。
業務上、必要でワクチンを打って、その副反応が起きた場合は、労災になりますか?という質問に対して、労災になりますという回答でした。
そのQ&Aには、そこまでしか書いてありません。確かに予防接種健康被害救済制度というのはあるにはあるのですが。
でも、厚生労働省のHP、先日の60歳でワクチン接種後に亡くなられた医療従事者の方の件、これには、「本剤との因果関係は評価不能」と書いてありました。
こんな風に、因果関係はわからないとなってしまったら、労災にもなりません。また、もし死亡したとしても、治験が終わっていないワクチンを打っている場合は、生命保険会社は保険金を払ってくれないようなので、(約款を読む必要があります)、えー、もし何かあった場合はどこも、何もしれくれない、頼れないということです。
私は会社の一担当者として、気軽にワクチンを会社で推奨するのはしごく危険だと感じました。もし仮に最悪の事態が生じたら、会社は遺族から訴えられてしまいます。
会社の指示でワクチンを打ったら、夫が死亡してしまった。しかし、ワクチンと死亡との因果関係が不明のため、労災にならないし、政府の補償の対象外になってしまう。おまけに治験も終わっていないワクチンを打っているので、保険金も降りない。
これ、私が上記の死亡した夫の妻だったら、会社を訴えると思います。
これを会社の周囲の人に理解してもらわなくては。いまいま厚生労働省のHPを読み込むことはたいへん重要です。