ようやく9冊を読み終えました。
ロシアの皇女アナスタシアの本ではなくて、今のことばで表現するとロシアのシベリアに住むアナスタシアの本です。
スピリチュアルな本、陰謀論の本、というように分類できなくて、この本をなんて表現したらいいかと感じますが、私は次の点が面白かったです。
①トランスポーテーション
②動物との関わり方
③闇の勢力
④失われた文明
⑤その他
①トランスポーテーションについては、自分だけ移動するのではなくて、作者のメグレさんも連れて行ってもらえました。これは確か7巻に掲載されていました。意識だけ移動することもあるけど、身体も一緒に移動することができるという点がすごいです。これは、新しい宇宙戦艦ヤマトにもこのようなケースがあり、アニメの中のことだけではないんだと思いながら読みました。
②動物との関わりはとても素晴らしいです。彼女の周囲の動物は、彼女のためにベリーや木の実を集めてきたり、寒い冬は一緒に寝て暖めてくれます。(熊さん)オオカミも守ってくれるし、老いた鷹は最後の力を振り絞って彼女の子育てを助けてくれていました。本来は、このような共生関係を育めるんだなと考えることができました。
③闇の勢力については、少々本当かな?と思ってしまいました。ネタバレになるので、これ以上は書きませんが、ここははっきり書いていないのではなくて、正体は明かしているのですが、「?」何です。
④ロシアの失われた文明(ヴェドルシア文明)のことも書いてあったり、スンギール遺跡(アルカイム)の記載も大変面白かったです。これは歴史的には住居ということになっているそうですが、賢者が学んだり実験したりする場所だったとアナスタシアは言っており、なるほどぉと唸りながら読みました。
⑤その他 全編を通して、神は全てを与えて人間をお創になったという文章が複数回出てきました。これはおそらく今のようにあくせく働かなくても、自然が養ってくれるということだと思いました。
この本は続きもので、続編が出るとのことですので、続きが出たらまた読んでみたいです。
おすすめです。⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️