久々に数年前彫金教室の生徒さんだったHさんから電話があり、彼女の友人がルビー入指輪を作って欲しいという依頼があるという電話であった。その友人はルビーが誕生石でまた自分の守り石なのだそうだ。何件か宝飾店をのぞいたが自分の描いているデザインが見当たらないということで彫金をしている人をさがしていたらしい。そのデザインとはシンプルでなおかつボリュームがあるものがとリクエストとがあった。すぐ取り掛かったが一ヶ月程かかてしまった。すぐ彼女は指輪を見た瞬間「あっ!」と言い、にこりとしながら自分の指にはめていく笑顔をみるのがとてもうれしい。私は「やった!気に入ってくれたんだ!」と安堵するのである。


6月に展示会を催します。



出品するネックレスが完成したので、展示会より先にお見せします。 

いかがですか?



      全体像(斜め)


全体像   アップ


ドアップ







 もちろんバラの花をはじめ、チェーンの輪ひとつひとつも

 すべて手作りしました。根気のいる作業です。




3月の中旬に京都1泊旅行へ行ってきましたが桜は咲いてなくて残念でした。でも梅がとてもうかわいく濃い桃色がきれいだったので少し春気分を味わってきました。久々の新作を作りましたので御披露できると思います。楽しみにしていてください。

わが彫金教室仲間達に「三婆あ」と言われている我々3人だけの教室とあいなった。久々の3人なので色々な話がとびかい口と手が3時間動きっぱなしというわけだ。体型も年齢もまろやかなのである。熟女とも言う。しかし制作している作品はかわいいものばかり・・・。一人は2枚の小花がついているブレスレット・・・。もうひとりはやはり小花のついたサンゴのピアス・・・。私はバラのネックレスというわけで年はくってもかわいいロマンチックなものがすきなのである。教室の3時間で足らずそのあとはいっぱい飲みながら楽しい食事会と相成った一日である。

昨年11月末に教室展を開催してからクリスマス・お正月とあわただしい時期であったせいもあるが、先生も生徒ものんびりしてしまい教室も活発に活動してなかったが、そろそろ季節も春になってきたせいか、生徒の教室予約の連絡が入るようになった。ちょっと先生としてはうれしい気分だ。各生徒が皆さん個性的な人の集まりなので、出来上がる作品もそれぞれで、とてもすばらしいものになる。グルッポ教室はもうひとつすばらしいことに人との暖かいふれあいがあることだ。皆さんがここに来て和んでまた納得のいく作品ができあがっていければ私としては最高の幸せである。皆さんたくさん作って今年も作品展やりましょう・・・・・!!

安倍首相の公約の「美しい日本」つくりをめざすというわけではないが、最近日本の伝統文化のすばらしさを見直したいという気持ちに駆られる。伝統工芸士の先生について鏨の技法で帯締めを作ったりしているせいかもしれない。前は作品ができると自己満足でながめていただけだが、最近は出来上がった帯締めを締めてみたいと思うようなっている。

そこで早速友人が着物の着付け教室を開いているので習うことにした。友人も大賛成で、そんな贅沢なことはないと絶賛してくれた。自分の生徒にも素敵な帯締めやかんざしを見せて欲しいと言われうれしくなってしまった。なかなかそういう機会を作らないと皆さんに浸透していかないような気がする。以前は「きもの」なんて面倒くさいと思っていたが、一年に数回でもいい着物を着てどこかに出かけるというのんびりとした時間をもってもいいのではないかとおもうようになってきた。これは年のせいかな・・・・?子育てが終わったからかな・・・・?

初心者が彫金を習うとしたらジュエリー制作が一般的だと思う。私が最初に習った先生は技術よりも「自分が作りたい図案を書いてみなさい」からはじまり四角・円形・螺旋だのを書きまくった覚えがある。そのおかげか数十年彫金を制作しているが、オリジナルなものを作ろうという意識が先に出るようになった。5年前から鍛金・鏨の打ち出しを始めたがかなり難しい分野で大変・・・・!!鍛金は0.8ミリの銅版をたたいて伸ばして花瓶やぐい飲みなどを作るのだが、1年に2個できればという世界なので続かず昨年断念してしまった。しかし鏨の打ち出しはとてもおもしろく今ではジュエリーも打ち出しをした作品が多くなってきた。これは伝統工芸なので人の作品をよく観察し、例えばバラをモチーフにしようと思うと、花びらがどのように重なっているのだろうと観察し始める。それに近いものに出来上がらなければいけない。気がつくと夢中になっている自分がいる。

今日はみぞれ交じりの寒い土曜日となったが、元気よく初のお稽古に同じ名前のKさん二人がやってきた。最近一緒にお稽古するメンバーが決まってきて、楽しくやっていけるようになってきた。とにかくこの二人は対照的な生徒で面白い。一人は静かにニコニコとゆっくり調子で作り、もう一人は、独創的でどんどん進んでいくといった感じで、とてつもない音や声がすると、「今度は何?」と下を向いて作っているわれ等は彼女に集中的に顔と声が向いてしまい、楽しい合唱となる。しかし結果はオーライである。すばらしい作品ができている。ほんとうに笑いが耐えない3時間が過ぎていく。おたがいにふたりは昨年より作っていたものが完成し、「出来た!」「素敵!素敵!」と皆でほめあうのである。・・・「ではまた来月あいましょうね」・・・・・終了。

2007年新年を迎えたにもかかわらずブログを書くまでに15日も過ぎてしまった。なぜかいいわけになりそうだが・・・??晦日よりとにかく日頃家での雑事をおろそかにしていたのでかたづけとおせち料理作りでてんやわんやであった。久々にお正月3が日に家族全員6人がそろったのでおせち料理も食べつくしてくれうれしいかぎり!!

昨年おかげさまでガラス棚にオリジナルアクセサリー、ガラス工芸品、オリジナル手袋〈指先なし)数点の小さなショップをオープンすることができました。今後いろいろ手作りしている人の面白い作品みつけ、委託出品も考えて、何かただのショップではなく、みんなが喜んでもらえるクラフトショップになっていたらと思うのです・・・。2007年も頑張るぞ!!

あと数日で2006年も終わりですね。今年は彫金教室の宣伝の為にまた生徒の技術向上の為にも絶対作品展を開きたいと年頭に考えていたことが実践できてほんとうに良かった。たくさんの方にみていただきご意見が聞けて良かったと思う。さて2007年に向かっては色々なクラフトを手がけている人達の作品を集めて小さなコーナーショップを開く予定になってます。ただいま準備中です・・・!!ブログでも購入できるようにしたいとも考えています。