今日、思いついた一言。

学校の先生はキャリアコンサルタントそのものです。

社会人のキャリア面談をしていると、ふと思うことがあります。

・失敗してもいいよ。

・自由に話していいよ。

これを言う背景には、クライアントが、

・失敗してはいけないと思っている。

・自由な発想をしてこなかった。

という育成期間があったからでは、と。

その２つを解き放ちながら育っていたら、社会での立ち居振る舞いは違っていたのでは？というタラレバ論。

キャリアコンサルタントは、その人のキャリアにおける相談支援をします。

でもそれをする上で無視できないのは、その人の生きざま。

「生きざま」とは、価値観。いろいろなことの判断基準。

それらをなるべく多く理解して初めて、相談のスタートラインに立ちます。

そうしないと、誰にでも伝えられるような、私ではなくても言えるよね、というメッセージしかでてきません。

とすると、生きざまを知るうえで、その成長過程に実はいつもそばにいる「学校の先生」こそ、

キャリアコンサルタントだな、と今日思ったわけです。

少し話を戻すと、そんな学生時代から

・失敗を恐れない

・自由な発想

ができるような指導や関わりがあったらよかったな、とキャリコンとして接するうちに思いが膨らみます。

もしかしたら、私が出会った学校の先生は、そんなメッセージを発信していたかもしれないけれど、

私がスルーしていただけなのかもしれません。

誰もが一度は耳にしたことのあるフレーズ

♪

あーらーらこーらーら

いーけないんだーいけないんだー

せーんせいに言っちゃーおー

せーんせいに言ってやろー

♪

歌ったこともあるのではないでしょうか？

常に語り唄い継がれています。

この唄の洗脳的な呪いがある、と今になって思うのです。

この唄こそが、失敗をしてはいけないんだっ、というマインドにさせているのではないか、と。

これに振り回されて、ドキドキして、先生に言いつけられないようにしなきゃ、

悪いこと（＝失敗）をしないようにしなきゃ。

と冷や冷やしていた記憶が思い起こされます。

過去は変えられませんから、未来に向けて発信し続けていきます。

クライアントにも。

自分にも。

ありがとうございます
//私が『変わる』を実感したきっかけから、
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「学校の先生」はキャリコンそのものだった