嫉妬もできないくらい圧倒的に負けたい、やっと見つけたキラキラぼしは目が眩んだから上手く眼に入れられなかった。不思議と悔しいとか悲しいとかはなく一筋だけ涙が零れた。1秒1秒消えてく瞬間がこのままこのきもちを連れ去ってくれないかと神様に頼んだけれど全く聞いてくれもしなかった、目も合わせてくれなかった。夏になっていく雲がなんだか私を安心させてくれた、でもそれだけ。何も無い。ギターでも買ってみようかな、どうせロクに弾くわけでもなく邪魔になって3ヶ月で捨てる。そういうものなんだと思う、全て。今はそれでいい。だんだんABCDEF数えるのも面倒くさくなって123456…も言えなくなる、ロクになにも残らないわたしだけの独裁者何もかも壊して希望すらひとつも残さずにじっと終わりを待つほうが似合うと思う。キラキラぼしがもし流れたら今度はなにか感じられるだろうか、こころが動くだろうか、夏に向かっていく雲はわたしごと夏に連れて行ってくれるだろうか。今度は悲しくないように。考えることはもう辞めよう。断絶断絶断絶断絶断絶断絶断絶断絶断絶。そう言えば可愛いと思っていたあの野良猫は車に轢かれて死んだらしい。特になにも思わなかった、煙草の火がそろそろ指に近づいたから今日はこのくらいで終わりにしようか