"時空を超えることができる扉"
そんなものこの世にあるのか。
でも、その真実をこの目で確かめたい。
私は今思うと何故それを決意できたのかわからないが、"時空を超えることができる扉"を探すことにした。
もちろん母には内緒でだ。
次の日、学校では昨日の男の話でもちきりだった。
信じる派と信じない派で別れ、お互いの意見をぶつける。私は信じない派にいた。バカにされるのが嫌だったからだ。
信じる派は圧倒的に少なく、あっという間にみんな信じない派になった。興味がなくなったのか、その話さえも話題にならなくなった。
それを見ながら、私はきっと見つけてやると心の中で誓った。