りあの√5‐ルートファイブ‐妄想小説

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√5の小説を書いていきます!



ご本人様とはまったく関係はありません。



あくまで妄想ですので理解した上で楽しんでいただけると嬉しいです。

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その日はリハーサルのあとに何もなくて



すぐ帰った。



9時は過ぎてるけど



俺のいつもの帰宅時間から考えると



ずいぶん早い帰宅だ。



明日は本番。



「明日の本番はみんな体調万全にして頑張ろう!」



今日解散するときにリーダーが最後に言った言葉。



これはもちろんみんなに向けて言っているんだろうけど、



俺にも言ってたんだよね?



体と心。



どっちも万全な状態にしてこいよって



そう言う事だよね。



あまり俺に深く考えさせないように



さらっと軽く言ったんだよね。



また俺は何歳も年下のリーダーに



こんなに気を使わせてしまった。



それなのに俺はこのまま何もしないでもやもやしたまま



明日、会場入りするわけには行かない。



だったらなおさら…



行かなきゃ。



俺は一歩一歩由宇夏の部屋に近づいて…



ドアをノックした。




「由宇夏?入っていい?」