トニックウォーターといえば炭酸水 に香草類や柑橘類の果皮エキスと糖分を配合した清涼飲料水。


ジン ・トニックやテキーラ ・トニックなど、カクテル によく使われるけど、もともとそのまま飲むものだった。


始まりは熱帯地方のイギリス 植民地で働くイギリス人たちの健康維持

暑気あたりや食欲不振を防ぐためだったんだけども、他にも大事な理由があって、南国の病気であるマラリア を予防する薬として飲まれていたらしい。

植民地を求めて南下していたヨーロッパ 諸国にとって、マラリアは頭が痛い問題だったんだよ。

唯一の特効薬は長い間アカネ科の樹木「キナ」から採れたキニーネだけだったもんで、当時のレシピ にはキニーネが含まれている。


実はトニックウォーターの苦味はその味なのだ。

多量に摂取すると中毒、最悪死に至る薬物ではあっても、この味がおいしいと思う人がいるから作られ続けている訳だね。


と言ってもキニーネは日本国内では劇薬指定されていて、日本向けの商品には含まれていないのでご安心を。

代わりにキナ抽出物が入っているから、海外のものと同じようにブラックライト を当てると青白く光るのさ。


その口当たりのよさで女性たちにアペリティフとして飲まれていたんだけども、第二次世界大戦 後に「ジンと混ぜるとおいしいよね」ってことでジン・トニックが誕生。

そのまま世界に広まったんだそうな。

日本酒 の瓶を見ていて不思議に思うことはありませんか?

「純米酒」と書いてあるものがありますね。

ワイン「純ブドウ酒」になってるものはないのに・・・・・・。

ここに気がついたあなた、おいしい日本酒を見分けられるまであと一歩ですよ!


じゃあ「純米酒 」じゃない日本酒ってなんなのさ?という疑問がわいてくると思いますが、テレビ で宣伝されている銘柄の日本酒はいわゆる“量産酒”なんです。


初期段階では昔ながらの日本酒と同じく米を削り、麹と酵母 を加えて糖化・発酵させるのですが、これでできあがった酒に水を加えて3倍に薄める“3倍醸造”という方式で作られているんですよ。

けれど試してみれば分かりますが、日本酒を通常の3倍に薄めたらまずくて飲めたものではありません。

そこに化学調味料や水あめを混ぜて味を調えているわけで、
なんでこんなものが売られているのかと言うと、戦後の食料品不足がきっかけだったんですよ・・・・・・。

米がないのに純米酒を作る農家なんてあるはずもなく、
けれど終戦後のストレス の日々で酒でも飲まなきゃやってられんと需要は多く、
その上劇薬のメチルアルコールを代わりに飲んで死ぬ人が続出したために、日本政府は安価で大量に日本酒が作れる“3倍醸造”を容認したのでした。


一度低コストの味をしめたらやめられないもので、復興後も「同じ量で3倍儲かる 」方法を捨てられないメーカー は引き続き作り続けて現在に至ります。

そういうことなので、おいしい日本酒を見分けるには、ラベルが「純米酒」か「吟醸酒 」であること、そして原材料が米と麹だけであることを確認するのがポイント です。


ただし最近では削った米も原料 的には米扱いになっているので、純米酒でも妙に安いものは注意が必要なので気をつけましょう。
わたしの地元は梅の木があちこちに生えていて、梅の実の時期になるといくらでも青梅が手に入るのでそれを使って梅酒 を作ることがあります(有毒の青梅もお酒 にすれば大丈夫)。

果実酒はこんな感じに好きな果物を手軽にお酒 にできるので、自宅で作ってご近所におすそわけ・・・・・・なんてことをする方もいるのではないでしょうか。

しかし果実酒作りはかつていろいろと落とし穴があったのです。


酒税法では果実酒は「アルコール度数が20℃以上のお酒を使う」「ブドウ、ヤマブドウは原料 できない 」「米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ、でんぷんは使用できない」などの決まりがありますが、それに加えて以前は知人にごちそうしたり近所に無償で配ったりすることも「みなし醸造」となり違法扱いでした。

2007年に法改正され現在では酒税法違反にはならないので、もう「うっかり法律違反」の恐れはなくなったんですね。

それにしても思いがけないところに地雷がひそんでいるものです。


お酒好きならば酒税法に目を通しておいたほうが安全かもしれません。