私の実父は3カ月に一度、何かしら問題を起こすエネルギッシュな人でした。
母と私は辛くて、辛くて…
でも今日、母と笑いながら父のベッドの傍らで、父のその破天荒な生き方を声を出して笑ってしまいました。
父はすでに、いつ何が起こってもおかしくない…そう…終末期です。しかし父は自分の生き様で、私たちを笑わせてくれる。そんな不思議な人なのです。
私は父に小さい頃から言われ続けた言葉があります。
それは…
『お父さんは死ぬぞー』
です。
あれから早40年…父は92歳です。
お陰様で、私は常に父との別れを意識することになります。
ただ…
それが現実的になると
いくらなんでも平常心でいられるはずがなく…
明日の朝
また母と笑えますように…
声を出して、笑えますように。