花に嵐のたとえもあるさ


さよならだけが人生だ





さよならの前には、出会いがあります。


私には、たくさん、さよならできる人がいます。



明日は、卒業式です。




部室に置いたままにしていた、楽器を取りに行きました。


今日はなんだか歩きたい気分で、2週間ぶりに歩いて学校まで行きました。


2週間前よりも、ずっと暖かくて、梅なんか咲いていて、春を感じました。


前に歩いて学校に行ったときは、雪が降っていたことを思い出し、


あれは2週間前だったなと、その時に気がつきました。


気がついたら、2週間たっていたのか。



部室では後輩たちが、練習しています。


去年も、一昨年も、私がいたあの場所は、もう私の場所ではないようです。



帰り道、好きな子のことを考えました。


もう会えないな、と思ったら、会いたいと思いました。やっぱり、好きなんだと思いました。


そうしたら、本当に前から好きな子が来たのです。


話したいことがたくさんあったはずなのに、うまくしゃべれません。


やっぱり、言葉は用意しておこうと思います。


いつ、どこで、会っても伝えられるように、私には用意が必要。


でも彼に会えてうれしかったのは、私のほうだけです。


彼にはいつも見てる子がいる。


私はただもうすぐいなくなる、ただの先輩でしかないのです。



色即是空。色即是空。


心の中で唱えると、モヤモヤの心が少し軽くなった気がしました。


何にも執着しない。この世は、無だ。



でも、やっぱり私は誰かを待っているし、何かを期待してしまいます。



今日はそんなことを考えた1日でした。