日本では発達障害のことまだまだ理解されていないと思います。

ドナ・ウイリアムズ「自閉症だったわたしへ」は古い本ですがドナさんがアレルギーがあるということで食事を見直した結果、改善されたことが書かれています。

P361

食事療法を始めてから最初の数週間で、わたしが働いていた店の主人は、すっかり目を丸くした。

わたしはお客たちに向かっておだやかに、辛抱強く話すようになっていた。

P362

しかしそれでも、わたしの心の奥深くの情緒的な不安定とそこから起こる社会的なコミュニケーションの問題は、まだ、消えはしなかった。

 

おだやかなで静かな人間になった。そして、そんな新しい自分にとまどった。まるで履きなれない新しい靴に、足を入れたような気分だった。

 

 

娘も食事療法で視界が変わりましたがやはり戸惑いのほうが大きかったです。

 

わたしは娘の視界が変わったことを喜んでいましたが、その後、変化に戸惑い体調も崩れました。

 

また、聴覚過敏でありますがやたら静かだとそれも不安だと言うのです。

 

 

 

「治った」という人にはそのような戸惑いを感じません。そのあたりはどうなんでしょうね。

 

食事療法で薬はほんの少しになったし、統合失調症の症状はなくなりました。だからトンデモだとは思いません。でもそれですべての問題が解決されたかというとまだまだです。(本に関してはトンデモとは思いません)

 

(ただし、食事療法でよくなったからと言ってそれまでの薬物療法を否定するのはトンデモだと思います。一部の読者)