音楽に誘発される発作について

サックス博士の本を読むと、

クリッチェリーの患者の珍しい症例が書いてあります。

「音楽嗜好症」オリヴァー・サックス

P47

クリッチェリーはその二、三年前に、音楽でない音ーーーたいていは、やかんがふっとうする音、飛んでいる飛行機の音、

作業所の機械音のような単調な音---に誘発される発作についても論文を発表していた。

 

音楽誘発性癲癇の症例のなかには、(金属音の低音に耐えられなかった無線オペレーターのように)特定の音の質が非常に重要なケースもあるが、音楽の心理的インパクト、そしておそらくそれから連想が、もっと重要に思えるものもある、と彼は考えた。

 

このあたりはフラッシュバックと少し似ているような感じですね。子どもは連想ゲームのようにいろいろなことが思い浮かんできます。また共感覚もあります。

 

また、音楽誘発性発作以外については

P47

明減光や蛍光が本格的な発作は誘発せずに、妙な不快感だけを起こす、不全型の光癲癇もあると考えられる。

 

娘が不調になるときと症状が似ています。原因は側頭葉らしいです。脳画像、脳波記録で特定できないとか。

 

 

娘は少量のリボトリールを服用しています。今後、過敏性がどうなるか様子をみていきます。