たまには仕事のお話とか。 | まりえの(旧)留学日記帳

まりえの(旧)留学日記帳

木米真理恵のポーランド留学生活を気ままに。
時々イタリア。そして日本。どこでもドアが欲しいピアノ弾き。
・・・改め、完全帰国しました。

10月22日(日)、SK普及演奏会の翌日はこちらで公開レッスンのような…非公開レッスンのような…(笑)

大人のアマチュアピアニストさんたちの勉強会のような形で、5名のレッスンを行いましたオンプ


意外と初訪問だった門仲シンフォニーサロン♪

私の生徒さんが企画、取りまとめをしてくださったのですが、実際にレッスンを受けられた方、聴講されていた方々はみなさん初めましての方ばかり。

こちらが当日のレッスン曲ト音記号

メンデルスゾーン《厳格な変奏曲》・リスト《3つの演奏会用練習曲》より第1曲「悲しみ」・ラフマニノフ《練習曲》「音の絵」より第2番作品39の2、スクリャービン《ワルツ》変イ長調作品38・ショパン《アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ》作品22変ホ長調・ショパン《4つのマズルカ》第26番作品41の1嬰ハ短調、ショパン《練習曲集》作品25より第12曲ハ短調「大洋」、ショパン《ワルツ》第5番作品42変イ長調


というわけで、みなさん本当に熱心でよく弾かれるので!

こちらもついガンガン熱が入ってしまい(笑)、あっという間の5時間(ほぼぶっ通し笑)でしたなるほど


こういった単発のレッスンで教えられること、そして恐らく伝えるべきことは、通常の定期的なレッスン内容とは少し違い、また聴講の方もいらっしゃってみなさん一緒に吸収されるというのは(効率の良い方向で)まとめ方が変わってくるのですが、大事なことが少しでも多くみなさんに伝わっていたら嬉しいです。


日本に完全帰国してもうすぐ1年、おかげさまでとても熱心な生徒さんたちのレッスンを日々させていただいて、また本当に良い方々に恵まれて、色々な生徒さんとのご縁に恵まれて感謝していますにー

もちろんピアニスト、演奏家であることが中心であることには変わりありませんが、教えることはとても好きで、たぶん本当に向いているんだろうなと思います。

なんでも見聞きしたもの(観聴き…という感じですが)を言葉にする作業が好きなので、レッスンで言葉にしたものから得られる刺激や収穫は私自身たくさんあり、同時に演奏家としての目線を失わないことで、生徒さんに新たな感触、可能性、そして確かな手応えを感じてもらえるなら、そんなに面白いことはありません。


ちなみに現在、幼稚園のお子さんから大人の方まで、幅広い生徒さんがいらっしゃいますが、普段の私(先生としてではなく)を知っている人には、「絶対めちゃくちゃ恐そう」と言われることがあり非常に不本意なのですが悩む

私自身は確かにある程度までこの上なく厳しい(恐くて当たり前)レッスンを受けて育ってきたとは思いますが、その反動なのか(笑)、合理性を優先しているのか、「厳しい=恐い」だとは思っていないので、どちらかというと恐い方ではないと思いますチョコ

なので小さなお子さんとも(甘々ではないそのまんまのテンションだけど←)、言葉の選択という行程を含め楽しくやってますよーキッズ少年boyていうかお子たちめちゃ可愛い…(n´・ω・n)

しかもこのブログの継続ぶり然り、めちゃくちゃ根気はいいから平気なのだ、、aya


ただ、秋から冬にかけて、コンクール前のホールレッスンの様子は、、まぁそれ相応に←恐かった説もありますが、、、はて?ん?



これまで、メインのピアノのレッスン、ソルフェージュ(併せてアナリーゼも)、そして英語でのピアノのレッスンを行ってきましたが、今年に入ってポーランド語(語学の方)のレッスンもお引き受けすることとなり、ついには中学生の英語の勉強も見始めたり。笑

英語でのピアノのレッスンは、留学を見越したり、海外の先生のマスタークラスくらいは通訳なしで受けられるようになりたい…という目的の生徒さん向けで始めましたが、これがかなり効率的で有効なようで・・・

レッスン中に英語を話している私がそもそも大分様子が違うと思うので(笑)、海外の先生が真横でおどくりまわってレッスンしているのもわかるし、英語で伝えようでしているときのテンションは、自然とこれはもはや日本人の感覚ではないな、、と感じたり自分でも面白いですそお・・・

各レッスン代は公開していませんが、生徒さんの年齢やレッスンの長さ、内容によってフレキシブルに対応していますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいにこ

手紙 mariekiyone☆gmail.com (☆を@に変えて送信ください)


昭和音大で講師として勤め始めて、それももうすぐ1年目が終わろうとしていて、この1年を通してようやく色んな様子が一通り掴めてきたかな、というところ。

大学での仕事の様子を・・・と思ったら、先生方との懇親会の写真しかなさそうで控えますが(笑)

講師を兼任している附属音楽教室では、発表会で11組の伴奏をしたりおんぷちゃん


何もかも初めてのことばかりでしたが、とにかく居心地の良い環境でお仕事をさせていただけて、一つずつ経験を積めてありがたいなぁと思いますうさぎ

大学の生徒さんも、本当に良い子だな、と思うことが続いたりして、先生という立場として非常に心が温まりました。


ほんの少し前までは試験を受けている立場だったはずですが、夏の前期試験からいきなりたくさんの試験を審査する側となり、そして後期試験の試験官も今月一通り終えました。

まだまだ、(他の先生方にも)少しはちゃんと先生に見える格好ができているだろうか…ということに頭を悩ませながら大学に通うレベルでしたが(いやほんとに←)、学生さんたちの演奏をたくさん聴くことのできる試験は連日とても興味深く、多くのことを考える時間でした。


来年度からは大学やプライベートレッスンの他にも、コンクール審査やアドバイザーとしてたくさんの方の演奏に触れる機会が増えそうですので、その瞬間ごとの出会いを楽しみにしつつ、日々自分も音楽と共に成長していきたいものですきらきら