年間500件のオーダーメイド装飾品を作る現役デザイナー兼経営者が伝授する「アイデアをカタチにする!」クリエイト塾 -2ページ目

年間500件のオーダーメイド装飾品を作る現役デザイナー兼経営者が伝授する「アイデアをカタチにする!」クリエイト塾

マリエフルリール大正浪漫店という装飾品屋さんを営む梅澤です。
副業歴7年、創業6年、物販歴13年。あなたのアイデアはすぐカタチにして一緒に永く必要とされるお店(商品)を作っていきましょう!

素晴らしい機会をいただき、私のお店は2023年3月のRe.museさんと一緒にパリコレへ参画してきます。

 

今回はそもそも、なぜパリコレへ?というところを多くの人に知っていただけたら幸いです。

 

 

アンティーク着物を未来へと繋げるために

 

今、着物の現状は?

以前、私の店の顧客様に普段着物を着用しますか?というアンケートを実施したことがありますが、

約50人中「普段着にも着物を取り入れて遊んでいます」という方はたった1人でした。

 

当店のお店の顧客さま(大正ロマンな雰囲気やアンティーク着物が好きなお客様が多い)ですらそれが現状です。

 

アンティーク着物の再活用した価値を高める必要がある!

皆様のお家にもおばあちゃんが昔着てたなど今は着ていない着物が眠っていることは多いのではないでしょうか?

 

そんなアンティーク着物ですが

・着物を売りに出そうと思うと大体が数千円くらいの値段しかつかない

 

・買取された着物も着物として使われることは少ないので、資材として使われて着物リメイクで数千円~という安価で販売されるような現状

 

 

昔の職人さんの素晴らしい技術で 作り上げられたアンティーク着物が、 年代を超えて受け継がれているこの着物たちが そんな扱いをされてはいけない!と少しずつ自分の中で疑問を感じるようになりました!

しかし、日本の中ではすでにこの価値観が当たり前になっており、なかなか変えようにもうまくいきません。

「なら逆に、世界から先に伝わったら日本人が日本の文化価値を再認識してくれるのでは?」

と考え始めるようになりました。
であれば「日本文化である着物を再活用して 着物の新しい価値を世界へ広めていく」ためには、世界の大きなファッションの舞台に挑戦していくことで少しは何かが変わるだろうと思ったのです!!

 

 

着物の再活用価値を上げるためにはパリコレ!

 

「日本文化である着物を再活用して 着物の新しい価値を世界へ広めていく」ことはわかったけど、

何もパリコレなんてそんなすごいステージじゃなくても、、と思う方が多いかもしれませんが、

パリコレくらいの舞台に行かなきゃ何も変わらないと私は思っています!!

なぜかというと社会の意識はそんな簡単に変わらないからです。

 

 

当店にもパリコレのチャンス到来!

 

そんな思いを抱えて、過ごしてた2022年の冬にいきなりチャンスはやってきました。

スーツブランドのRe.museさんが日本初の快挙で、テーラー業界初パリコレ出展という機会になんと私のお店の作品の一部も採用され、一緒にパリコレへ行けることになりました!