1人目の天使は16週を過ぎていたので、火葬しなければいけませんでした。
私が退院してから3日後、年末の忙しい中でしたが、私の両親も、旦那さんのお義母さんも来てくれました。
(旦那さんは母子家庭で育ったので、お義父さんはいません。)
結婚する前に、そろそろ良い歳だし、ちゃんとした喪服があった方がいいだろうと、備えておりました。
まさか、初めて着る時が、我が子の火葬の日だとは思ってもおりませんでした。
母も、お義母さんも、私の顔を見ると泣き崩れていました。
火葬場で、小さな我が子と再会・・・
小さな棺の中にお手紙を入れました。
私はてっきり、私しか書かないと思っていましたが、旦那さんも自分で書くと言ったときは正直ビックリしました。
手紙の内容は、
「あなたが生まれて来る前からどんなに愛されていたのか、みんながどれだけ喜んで楽しみにしていたのか、健康に元気に産んであげられなくてごめんなさい。安らかにみんなを見守って下さい。」
確か、私はこんなことを書いたと思います。
旦那さんは、男同士と秘密‼︎と言って内容は見せてくれませんでした。
手紙を入れて、最後のお別れをしました、、、
胎児の火葬なので、待ち時間は短めでした。
お骨は拾うと脆くて崩れてしまうので、火葬場の方が小さな骨壷にまとめて入れて下さいました。
その際に、骨の説明をして下さいました。
「丸く見えるのが背骨、長く細く残っている骨が大腿骨・・・16週の赤ちゃんにしては綺麗に残っている方です。」
このときに私は、
あぁ、ちゃんと私のお腹の中で成長してくれていたのだと、
骨も丈夫に育ってくれていたのだと、、、
(みなさんに同じような言葉かけをしているのかもしれませんが、、、)
悲しいはずなのに、ちゃんと生きててくれたと、なんだか変な不思議な気持ちになりました。
小さな骨壷を抱っこして、我が家に帰って来ました。
やはり、悲しみは尽きずに涙が溢れて来ました。
私の泣いている姿を見て、
父も「泣かないで、、、」
と言いながら、泣いていました。
リビングに天使くんの居場所を作りました。
骨壷と、エコー写真と天使くんの名前を書いた物を写真立てに入れて、ジュースやお菓子をお供えしました。
天使くんのお名前は、旦那さんの名前と私の名前から一字ずつ取って命名しました。
とりあえず、
一区切り、
私のお腹に宿った小さな命・・・
私たち夫婦のところに来てくれてありがとう・・・
安らかに眠って、みんなを見守っていて下さい。
1人目の天使との出会いと別れのお話はこの辺で終わります。
今度は、流産から立ち直る⁇
前向きになる⁇そんなところが書ければなと思っています。
今回の明るいお写真は〜( ´ ▽ ` )ノ✨✨
先週の土曜日のみなとみらいの景色です。
いいお天気で、お散歩日和でした。
そして、
今日は3.11
14:46自宅にて黙祷をさせていただきました。